筋肉に気を遣え! | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。


筋肉に気を遣え!

こんにちは、山崎です。

僕たちの筋肉は
普段から僕たちのために働いてくれる。

動物(人間)は植物とは違って
「動かない」と栄養が摂取できない。

植物は動かなくても栄養摂取できるので
生き延びられるが、
動物は「運動」しないと栄養摂取ができず、
生き延びることができない。

栄養摂取のために「筋肉」は生まれた
というのは
解剖学者、発生学者である三木成夫氏の仮説だ。

その筋肉が悲鳴を上げている。

筋肉が緊張し、
筋肉にストレスが掛かっており、
「そんな身体の使い方はやめてくれ」
と悲鳴を上げている。

この身体の声に耳を傾けることができる人は
「素直」な人であり、
素直な人は身体の声(自然の声)に従って
動くので筋肉への「負担」が少なくて済む。

しかし、
身体の声に耳を傾けない自分勝手な人は、
身体(自然)の声に刃向かった動きを行い、
筋肉はますます悲鳴を上げ、

やがて「痛み」としての警告信号を発するだけでなく、
「ストレス」として
骨格筋以外の箇所(内臓など)へと移動し
「病気」として発症する。

気が病を治す方向へと向かう。


病気という字は「気が病む」と書く。

僕たちが病気の時には、
気が病へと向かう(遣う)。

病を回復させるために、
気は病へと向かうのだ。

できれば、病に気を遣う前に、
身体の声(違和感)に耳を傾けていれば
「病」の発症を随分と防げるようになる。

心が病む、
肉体が病むのは、
身体の声に耳を傾けていないからだ。

自分勝手なのだ。


保存料や着色料の入った食品を摂取すると、
身体は「やめてくれ」という
悲鳴をあげることが僕にも認識できるようになった。

以前は、
消化器系の声に耳を傾けるよりも、
自分の心の欲求を満たすことの方が重要だった。

今でも自分の心の欲求が勝ってしまうことがある。

それでも、なるべく身体の声に耳を傾けている。

筋肉は「これ以上、負担をかけないでくれ」
という悲鳴を上げているし、
消化器系も「そんなもん口に入れるな」という
悲鳴を上げている。

この声に耳をすませば聞こえるようになる。

自分の心の欲求に耳を傾けたり、
他の誰かの命令に耳を傾けていると、
身体の声(自然)は聞こえなくなってしまう。


他人との関係も同じ。

目の前の
相手の身体(意識)は「反応」している。

その反応に気を遣えば、

相手が何を欲しているのか、
どのように感じているのか、
どんなことを思っているのか、

このような「相手の声」が
聞こえるようになってくる。

相手の心の声が聞こえるようになると、
なぜか「あなたは占い師ですか?」と
言われるようになる。

もちろん違う。

相手よりも、
相手の身体の声に耳を傾けているのだ。



大前提は「身体の声なんて聞こえない」だ。

だから、
めちゃくちゃ耳をダンボにするかの如く
耳を済ませて声を聞く。

自分のことなんて考えている暇はない。

相手の意図を汲み取ることにだけ集中しなければ、
相手の声なんて聞こえない。


自分の筋肉の声も聞いてほしい。

僕は自分の筋肉の声を聞き、
何も筋肉を気遣ってやれていない自分を発見する。

「すまんな、こんなに負担を掛けて」

という心境であり、
こんなに負担を掛けているにも関わらず、
大きな病気にもなっていない状況には
感謝するしかない。

「ありがとう、筋肉。
 これからもよろしくな!」


こんな心境である。



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