【美姿勢】を創る重要ポイント
こんにちは、山崎です。
人と出会った時、姿勢に視線が行く。
という人は多いのではないだろうか。
姿勢からその人の雰囲気を感じ取り、
無意識のうちに第一印象を決めているのだろう。
姿勢は美しい方がいい。
誰でもそう思うだろうが、
美しい姿勢とは何か。
もちろん、
猫背の人を見て姿勢がいいとは思わない。
姿勢に「中心」がある人を見ると、
その人の人生に中身を感じてしまうものだ。
中心とは、肉体の場合ほぼ背骨を指す。
【身体の中心を使う】
人間の祖先を辿っていくと
脊椎動物である魚類に行き着く。
魚類には
四肢がないので背骨の力で泳ぐしかない。
背骨の力を
ヒレに伝えて前進運動を行うのが魚類。
やがて魚類のヒレは進化して、
最終的に人間の四肢（手足）になった。
逆に人間は四肢を使いすぎるが故に、
背骨の働きが退化してしまっているのだ。
というわけで、
背骨を感じるエクササイズを行って欲しい。
【背骨のエクササイズ】
美しい姿勢を大きく分類すると
２種類に分かれる。
１）骨格的な「バランス」が良い
２）全身に「意識」が通っている
この２種類。
特に「背骨に意識がある」ことが
最重要ポイントだ。
骨格に意識が通っている状態は美しい。
ただ、
骨格的なバランスが整っている（筋肉の緊張が少ない）
場合でも、
身体の意識が抜けていれば美しくは見えない。
意識が通っていないと
「真っ直ぐなだけ」に見えてしまう。
意識は、感じることから芽生える。
だから、
上記の「背骨のエクササイズ」に取り組み、
背骨を感じ、
背骨に意識を通すことから始めて欲しいと思う。
このエクササイズをスタートさせよう。
他にも美姿勢を作るためのエクササイズとは、
１）背骨を反る
２）肘と膝を伸ばして背骨を使う
この２点が大切だ。
年齢を重ねるにつれて背骨はどんどん硬くなる。
背骨の動きの柔らかさが
「肉体年齢」だと思ってもらっても良いだろう。
それぐらい背骨の柔軟性は大切。
背骨が柔らかくなるだけでも
随分と姿勢は美しく見える。
背骨を反るイメージはつくと思う。
ただ、
背骨でも凝り固まりやすい箇所は
「胸椎」と「仙椎」あたりなので、
このあたりの「反り」が出るよう
各自で取り組んでもらいたい。
肘と膝を伸ばして身体を使う。
肘や膝をロックするのだ。
肘と膝を「使えない」状況にすると、
身体の中心である背骨を
使わざるを得ない状況に陥る。
僕も肘や膝を完全伸展させた上で
背骨を使っていなかったので、
最近は肘や膝をロックして身体を使うことに
時間を費やしている。
肘や膝をロックして
身体の中心の感覚を高めてもらいたいと思う。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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