肩甲骨の「浮き」を出す【動画】 | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

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美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。



● 肩甲骨の「浮き」を出す【動画】

こんにちは、山崎です。

人間は「骨組み」によって身体を支える一方、特定の箇所の“支え”を崩すことで動きが起こります。

指先から肩甲骨にかけてであれば、指先側に「伸び」があり、肩甲骨側にも「伸び」がある状態を「繋がっている状態」と呼びますが、多くの場合は

指先側に行こうという意識が強すぎて、肩甲骨側への意識がなく、前のめりな姿勢になりがちです。

前のめりな姿勢になれば、身体の繋がりが途切れるため、指先に伝える力は身体の中心から繋がった力ではなく、特定の筋肉に頼った力、もしくは重力に頼った身体の使い方になってしまいます。

この時に発揮される力は非常に弱く、相手にも不快感を与える触り方になってしまうので、今日は「肩甲骨」側に伸びを起こす動画をご紹介します。

まずは、自分の身体を「骨組み」で支えられるよう、肩甲骨を感じることから初めて見てください。




肩甲骨が浮き出ればOK。

というステージで満足するのではなく、このエクササイズの目的は「指先から背骨まで繋がり」を作ることであり、後ろ側(肩甲骨)に意識が傾きすぎても「使えない身体」になるので注意が必要です。

柔軟性が高くても、動きに役立たなければ意味がない。

みたいな感じになってしまうので、肩甲骨が浮き出たらOKという発想に留まらないように注意してもらえると、もう一つステージの高い身体の使い方を実現することができると思います。