【セラピスト&整体師向け】浸透する指の使い方とは!? | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

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● 【セラピスト&整体師向け】浸透する指の使い方とは!?

パーソナルトレーナーの山崎です。


今日はソフト整体BB研究所で取り組んでいる、『浸透する指の使い方』について書いてみます。

僕自身、言葉に置き換えていく作業よりも、今までは自身の身体を磨くことに専念してきました。

その方が、実際人のお役に立てるからです。



でも、人の言葉を読んで感動する自分がいましたので、僕も表現者のはしくれとして、言葉にしていかなければならないと感じました。

今回は、セラピスト&整体師向けの記事なので、言葉が少し専門的で難しいかもしれませんが、ソフト整体BB研究所で取り組んでいることを言語化してみますね。



【浸透する指の使い方と影響】

浸透しない指、押圧の施術は、一時的な血流量の増加により、一時的な大脳新皮質の快楽が得られます。

ただ、押されたことによって無意識に抵抗し、筋肉は緊張を引き起こしますので、結局のところ交感神経へ逆戻りしてしまいます。



浸透する指を使えば、クライアントさんは抵抗できなくなり、同調するしか道がなくなります。

そんな必然となる状況を作り出し、無意識で起こっている筋肉の緊張をほどき、副交感神経優位なるように施術を行います。



当然、セラピスト(施術者)はクライアントさんを「押す」のではなく「触っている」のですから、翌日の揉み返しがやってくることもまずありません。

万が一、揉み返しが起こったとしたら、それはセラピストが「押す」施術をしているからです。



無意識で起こっている筋肉の緊張をほどいていくには、無意識のままの状態でゆるめていき、その時に起こっている自身の身体の状態を内観してもらうことで、無意識下で身体へ「ゆるめる」教育を行っていきます。

意識的に「ゆるめよう」としても、相当な訓練を積んだ人でない限り、なかなか難しいので、そんな状況下では整体が有効となります。



そのような指の使い方(押圧)をマスターするには時間や期間が必要ですが、追求すればするほどレベルが高まるので、身体に及ぼす影響も良い方向へ傾いてきます。

この人の身体の触り方は本質的なところにあるので、どのような技術を学にしても手や指を使うことがほとんどです。

ソフト整体BB研究所では、本質的なところを徹底しています。