● 山崎の普及させたい文化とは！？
パーソナルトレーナーの山崎です。
先日、こちらの本を借りて読みました。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録/石川 拓治
￥1,365
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リンゴ農家の木村さんが『農薬』を使わずに “奇跡のリンゴ”を作られたドキュメントですが、農薬を使わずにリンゴを育てることは「絶対不可能」と言われていました。
他の農作物は無農薬で育てられてもリンゴだけは難しく、木村さんの悪戦苦闘の日々が綴られていました。
死をも覚悟した木村さんの心中、極貧生活を送りながらも前を向き、失敗を重ねても諦めなかった男意気、家族や周りの人の応援、、、
無農薬のリンゴだけでなく、木村さんの人生や周りとの関係、それらを含む背景が壮絶なドラマでした。
そんな素敵な本をワンピースと一緒に「これも読んでね」と、今のタイミングで貸してくださった森田さん、あなたの思いまで伝わってきて余計に感動で胸がいっぱいになってしまいました。
「何がヨガか？」というとヨガ体操をするのではなく、森田さんのような人間性を作ることがヨガの本当の目的ではないかと思っています。
いつもどこかで支えてくださって、本当にありがとうございます。
僕は身体の実践研究をしていますが、これを世の中の人たちに活用してもらわなければ何の意味もありません。
だから、周りの人たちあっての自分でしかないということが分かりました。
木村さんがリンゴの木に語りかけていたように、自分なんてリンゴの木がなければ何もない“本当にちっぽけな存在”だということに僕も気付かされましたね。
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「経験と知識は生きていくために不可欠である。だから経験や知識がない人を、世の中ではバカという。けれど人が真に新しい何かに挑むとき、最大の壁になるのはしばしばその経験や知識なのだ」（本書、p.113）
「リンゴの木はリンゴの木だけで生きているわけではない。周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。人間はそのことを忘れてしまって、自分独りで生きていると思っている。そしていつの間にか、自分が栽培している作物もそういうもんだと思いこんでしまう。農薬を使うことの一番の問題は、本当はそこのところにあるんだよ。農薬をまくことは、リンゴの木を周りの自然から切り離して育てるということなんだ」（本書、p.131）
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僕も身体の仕事に携わる者として、木村さんが自然と共生して無農薬のリンゴを育てたように、
薬を使わずに自分の身体は自分で責任を持つ、対立的でない身体、同調する身体、筋力や体力に頼らない身体、運動ではなく、感じた結果としての運動となる身体、肉体運動ではなく心を伴った運動、、、今はみなさんにとって「訳の分からないこと」を言っているかもしれませんが、自分が取り組んできて成果の出ていることを普及していきたいと思っています。
訳が分からないし、動画をご覧になられても「信じられない」かもしれませんが、人間の身体というのは無限の可能性があります。
そんな無限の可能性を追求し体現されてきたのが達人たちであり、リンゴ農家の木村さんでもあります。
何かを成し遂げた人たちには、我々の想像を絶するような工夫があります。
ですから、自分が文化を創造していくというよりも、僕は既に存在する文化を正しく普及させ、健康産業に蔓延っている常識（リンゴは農薬をまかないと育たないという常識）を変えるのが自分の役割だと思っています。
この本には、そんなことに気付かせてもらえる、大切なことが書かれていました。
現代の健康産業は、【自然と人間の身体との関係性】が全く切り離された考え方になっています。
そして、個人にしても会社にしても、周りの人を大切に思っていない。
木村さんの言葉を借りると「自分独りで生きている」と思ってしまっている。
安西さんと僕がすることは「綺麗事」と言われるかもしれませんが、僕らはバカで「自分なんてちっぽけな存在」だと思っていますから、何を言われようが周りの人を大切にして生きていきます。
僕はセミナーや懇親会では、自然体とは何か、自然と共生して生きるとは何かを身体で体現するという具体性を持ってお伝えしていければと思っています。
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動画は長いですけど、コメントいただけると嬉しいです。
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http://ameblo.jp/shingo-yamazaki-info/entry-10988823255.html
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