水泳の肘 | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。

『和身塾』KRP教室の初日終了。

『和身塾』でお伝えしていることは、身体という素材の生かし方。つまり、身体運動の基礎とも言える。

クロールを泳ぐ時、「肘を上げて~」とコーチから言われるみたい。でも、肘を無理矢理上げようとすると肩に負担がかかる方がいた。

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ここで、『肘の使い方』を知っていれば、肩に負担がかからず水に力を加えることが可能となるんやけど、一回お伝えして「できる」というわけじゃないねんな。

と、ここに書いたことをちょっとお伝えしただけで、今も他のパーソナルトレーナーの方についておられるのに、「僕のパーソナルトレーニングを受ける」と、ありがたい言葉をいただいた。

知り合いの方のパーソナルトレーナーの方なのでちょっと気まずいんやけど、何の押し売りもしてないのにお客さんが「受ける」と、決めはったことやから、そりゃ担当させてもらうしかないやろ?

パーソナルトレーニングでは、肘の使い方という基礎をお伝えすることもあれば、クロールの肘の上げ方に特化することもあるけど、『和身塾』では基本的に基礎の繰り返し。

身体運動には『合理的な身体の使い方』という原理原則が存在するけど、その原理原則を掘り下げていくことで、身体を動かす本質を身体で理解し、怪我をしにくく、力が発揮できるようになんねん。

我々トレーナーという職業の人たちは、たいてい解剖学を学ぶけど、それは残念ながら知識として「何とか筋」とか「何とか骨」と知っているだけやねん。

治療家のように他人の「何とか筋」や、「何とか骨」を動かす時には有効やけど、自分の身体を動かす時に知識はほとんど必要ない。共通言語としては便利やけどね。

治療家にとっての基礎とトレーナーにとっての基礎は違う。

まぁ、そういう括りもほんまはないんやけど、「トレーナーが治療家と同じことやってて、どうやって食っていくねん」というのが僕の思い。

これから高齢者が増えてきて医療費も増える。そうなると、保険点数も減るやろうし、治療家も働く場を求めてフィットネス業界にも進出してくるやろう。

そんな状況になった時、治療家もどきの勉強をしてるトレーナーは、国家資格を持ってる人より信用ないやん?

それやったら、東洋の知恵を取り入れるとかした方がええと思うのは僕だけか?

今のところ国家資格を持ってる人が、この『身体の使い方』を学ぶ機会は少ないやろうから、今のうちに『圧倒的な違い』が出せるようにトレーナーは何かに特化して自分の色を出して行こう~

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