20年ぶりのイラク戦INドーハ | 日常の中の非日常

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ドーハの悲劇以来のドーハでのイラク戦。今でもあの時のことは覚えてるわ。もう20年も前か。

当時は高校生で実家にいて、地元の富山ではテレ朝系が放送されていないので、当日のゲームもテレビでは見られなかった。なので、ラジカセを持ち出して、ラジオで聴いていたことを思い出す。

あと少しで勝てる、ロスタイムに入った、手に汗握りながら聴いていて、イラクのコーナーになった直後、大歓声でラジオから何を言っているのかさっぱり分からなくなった。タイムアップか?と期待したものの、聞こえてきたのは「イラク同点!!!」というアナウンサーの絶叫。

「んだよそれ!!!!!」と夜中にも関わらず大声を上げて母親に怒られた。それからニュース等で何度となく同点のシーンを見させられた。なんだろう、当時の代表ゴールキーパーの松永成立が一歩も動けずにゴールに吸い込まれるボールを眺めている映像が、忘れられなかった。

僕にとってのワールドカップ・アメリカ大会は、決勝のPK戦でバッジォがふかしてしまったシーンと、松永成立がボールを見送るシーン、この2つに集約される。

時期的にはこの頃じゃなくて、10月とかその辺だった記憶があるんやけど、どうやったかな。。

そのいわゆる『ドーハの悲劇』以来のイラク戦。実力的にはあの頃よりも更に日本とイラクの差は広がった、はず。ナダル対錦織のように、実力差を考えたら、日本は勝たなければいけない試合。

結果的にはロスタイム(だよね?)に岡崎が決勝点を上げて辛くも勝利。内容とかそういうのは取り敢えず置いといて、本田抜きでイラクにアウェイで勝ったことは評価できる。僕は途中で寝てしまったので、決勝ゴールのシーンは見られなかったけど、後半途中まで見て、良くてスコアレスドロー、場合によっては点数を取られて負けるかな、って感じで。

まあワールドカップ出場権は取ってるわけで、負けても問題はない試合ではあったけど、勝ったことを評価したい。

問題を上げるとしたら、守備か。攻撃はそこそこチャンスを作れてた。まあ言いたいことはいろいろあるけど、本田を抜いたら代わりになる選手をもってこないといけないわけで、そういう中での攻撃としては、一定の評価はできるかな。チャンスもそこそこ作ってたし。点が取れないことよりも、チャンスが作れないことのほうが問題。点が入るかどうかは運の要素も強いので、チャンスを作れてたら大きな問題はないと思う。一回入ったらボコボコ入ることもあるしね。

やっぱり守備だよ、守備。フリーの選手多すぎ。そしてラインをズルズル下げ過ぎ。気がついたらペナルティエリアのすぐ外でフリーの選手にボールが渡って、ラインがゴール前まで下げられて、って感じで。よくもまあ無失点で終われたもんだと。それが凄いと思う。

前線の選手との連動性が感じられないんだよなぁ。長友もガンガン上がるだけで守備ではあんまり見なかったし、細貝は無闇に突っかけてサクッと交わされたりしているし、ゾーンで守るのかなんなのか意図もよく見えないし、ボールのある方向にみんなが釣られる。

お前らは修哲小と対戦した南葛小の選手か!!

そのうち、鳥カゴとか使われんちゃうか。

ともかく、この危なっかしいディフェンスが一番の問題じゃないかと。ここを修正しないと、ブラジルやイタリアにフルボッコにあうぞ。って、コンフェデまでもう数日しかないけど。。

普通に考えたら、コンフェデは三戦全敗どころか『惨敗』になると思うのね。少しでも来年に期待が持てるような試合を見せて欲しい。

あと、ハーフナーは何とかならんもんか。収まらない、競り勝てない、点取れない。いいところないやん。イブラみたいにあそこでボールが収まってくれれば、いろんな展開を考えられるし、本田が出た時でも本田の負荷が減るんだけどなぁ。

と、ド素人がいろいろ考えてみましたよっと。