後継者選びの話をしたくだりからです。
社長は眼を見開き、わたしにこうおっしゃいました。
「じゃあ、君はだれに継がせたらいいというんだね」
わたしは、掌を社長に向け、社長の勢いを少し抑えるように促して話しました。
「それは、わたしが決めることではありません。実は社長だけが決めることでもありません」
社長は再び怪訝な顔を見せて首をひねられました。
ふむ。
―あるべき社長は会社が決めるのですー
「役員、従業員、取引先、業界団体、競争相手、競争環境などの状況をみて、最適な人材を会社のために選ぶ必要があります。会社のことがわかってらっしゃたら自ずから導かれていくことでしょう」
社長は、そうかと言って、白い髭を触りながら続けてこうおっしゃいました。
「会社はそれ自体で生きていると……」
「その最適な人材に一番近いのは、息子さまであることは確かですね。ただ、最適人材はもしかすると、家族の中ではなく、今の役員、従業員、または外部の人にいるかもしれませんよ」
社長は、うーんとうなり、少し考えてみようとおっしゃいました。
「事業承継の人的な承継である後継者選びは次の3つの方法あります。
1. 親族
2. 社内役員従業員
3. 社外専門家(またはM&A)
です。」

じゃあ、せんせい……
今日はここまで。
新月仮面の持論が出ましたね。
つづきはまたまた。
あなたのための新月仮面でした。ヾ(@°▽°@)ノ