税務のはなしあれこれ

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大阪梅田の新月税理士法人メンバーによるブログです。
相続や贈与といった個人税務の話題から、中小企業経営で押さえておきたい税法上のポイントなどを、わかりやすくお伝えします。

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新月仮面です!

今日も新月仮面は事業承継の話で社長(七色社長)のところに行ってのお話しです。

「新月せんせい、この間の話の続きですが」
「なんでしょう」
「うむ、わたしが質問したことだが、どうしても気になっておりましてな」
社長は頭を掻いて笑顔でおっしゃいました。
「はあ、どのことでしょうか」
「あれだ。会社はだれのものかってことですよ。考えれば考えるほどわからなくなる。わたしはすべてわたしのものだと思っていたが、それも違うような気がする。今、会社はわたしだけがいたら、まわるものではないのだよ」
ふむ
「社長、確かにおっしゃるとおりです。会社はだれのものかという議論はいろんな人がされています。社長がおっしゃりたいのは、会社はだれのものというより会社はだれのためにあるもの、ということではないでしょうか。だれのものという所有の話は当然、株主のものという以外ありませんが、だれのためにあるかというのは、社長がおっしゃるとおり、いろんな利害関係者のためにあると考えられています。影響力があればあるだけそれは多数になります。当然、その関わりの濃度によっていろいろ変わってきますが合格
社長は、わたしをにらみつけるかのようにじっと見られて
「新月せんせい、会社はわたしのものだが、わたしのためだけにあるわけではないと……」
とおっしゃいました。
「そうです。ただ、実は、会社はわたしや社長と同じように、ビジネスの世界では生きているのです。社長自身がだれのものでもないように、会社もだれのものでもないのです。会社は会社で生きているのです。そうお考えになられた方がいいかとニコニコ
「せんせい、また、禅問答になってきた」
社長はわたしの肩を叩いて、高笑いをされていました。

今日の新月仮面でした。

どんどん、七色社長との距離が近づいてきていますね。

またまた

あなたのための新月仮面でしたヾ(@°▽°@)ノ。