昨日は、会社はそれ自体で生きている という話をしました。
そこで社長の質問というところで終わりましたね。
では、つづき。
「じゃあ、せんせい、後継を息子か社内の従業員なら、彼らに経営のノウハウを引き継いでいけばいいだけですが、社外となると話は違いますよね。そうする場合にはどんなことを検討または用意しなくてはならないのですか?」
わたしの言ったことに何か思うところがあったのか、社長はそう言って、わたしの眼をじっと見据えてきました。
「そうですね。外部の人に承継するという方法には大きくふたつあります。それは会社の支配権を渡すかどうかです」
「支配権?」
少し微妙な話なので、わたしは慎重に言葉を選んでお話ししました。
「そうです。外部から経営のエキスパートを招聘して社長をしていただくか、そもそも外部に自社株を売却してしまうかです」
「後者は身売りということですかな?」
「そうではありますが、身売りというと少しニュアンスが違う方向に行ってしましそうです。M&Aと言った方がいいかと思います」
社長は、ほぉ、と、どこか他人事な感じの対応で、
「M&Aですか。そんなものはうちの会社にはほど遠いものと考えていたのだが……」
とおっしました。
ふむ。
「社長、少しだけ視点を変えて考えてみていただきたい。会社を売ってしまう、それは自分を売ってしまうような敗北感を伴うような身売りの話ではないのです。今の事業を有効に経営していただける会社または経営者に、社長が手塩にかけて育てた事業を未来向けて続けていただけるありがたい話なのです
」「人はいなくなっても事業はなくならないと」
社長は腕をくんで、うーん、と、うなっていらっしました。
じゃあ、せんせい……
今日はここまで。
またまた新月仮面の持論が出ましたね。
つづきはまたまた。
あなたのための新月仮面でしたヾ(@°▽°@)ノ。