かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」 -203ページ目

天地人 その1

えー大河ドラマ「天地人」について、夢やロマンのない現実的なことを書きますので

イヤな予感のするかたはスルーしてください。

別にNHKや、一所懸命にやっている俳優さん達に恨みがあるわけではないのですが

登場人物をやたらと持ち上げて礼賛し、以て視聴率を取ろうと躍起になっている姿を見て視聴者の方々がそれを史実であると丸々信じ込み、浮かれているところを想像すると気持ちが悪いのです。

まあ、読むかたはコイツの知ったかぶりはしょうがねえな~なんて広い心で受けとめてくれるとありがたいです。

ではまず、上杉謙信が戦の天才であったという点。

これには文句ありません。

なぜかって、彼は戦争が大好きだからです。

そして彼は全兵士が一つになることを強く望んだ。毘沙門天だの義だの派手に宣伝し、家臣たちにはしつこいくらいに裏切るなよと凄んで。(事実、そういった意味の血判状をかなり多くとっていたそうです。)

彼は裏切りを極端に恐れていました。そして彼の家臣たちもそれを恐れていた。なぜなら謀叛が起きると謙信がまた家出してしまいそうだからです。

信じられないことですが、彼は二度も家出をしています。理由はどうあれ一国の主たる者が。ほとんど残された者たちのことを考えていた形跡を残さずに。

世界中にこんな例がこの他にあるのでしょうか?

放り投げ、ですよ。

まあドラマではさぞかし美しく虚飾して放送するんでしょうけどね~。

僕が部下なら、こんな人の下では働きたくないと思っていると思います。

家臣たちも、複雑な思いを抱きながら、それでもやらなきゃしょうがねえと必死で戦ったことでしょう。

まあ戦において勘が良かったのは事実だと思います。それと自ら先頭に立って戦う姿はさぞかし皆を勇気づけたことでしょう。

なんてったって戦争大好きですから。

戦争は彼を表現する(カッコよく見せる)ためのキャンパスだったんじゃないでしょうか。

戦場のアーティスト。

そう思いたくなるくらい多く戦っている。

ついて行く人達は大変だったでしょうけどねえ…