貨幣の価値と負債性 | 進撃の庶民 ~反新自由主義・反グローバリズム

貨幣価値が生まれるプロセス

 貨幣に価値が生まれるのは、モノやサービスと交換できるからです。
 そして、その国の通貨に価値があるのは、その国にモノやサービスを供給生産できる能力があるからです。
 もし、その国がモノもサービスも供給できなくなれば、その国の通貨に価値は無くなってしまいます。

 単純に国内だけの問題として考えてみれば、通貨だけがあっても、モノがその国に無ければそもそもモノは手に入りません。
 国外との関係で見ても、輸入ばかりで円が売られ続ければ、通貨価値は低下、あるいは低下圧力に曝され、通貨安になりやすくなってしまいます。
 そもそも国内ですらモノやサービスと交換できない通貨が貿易の決済に使えるわけがありませんから、当然でしょう。

 

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