【庶民の一撃】:第一回討論会ダイジェスト版 | 進撃の庶民 ~反新自由主義・反グローバリズム
本日は、先週行われました、「進撃の庶民第一回討論会のダイジェスト版」です!
・全部読みたい方はこちらへ!

参加者全員のコメントを拾ったつもりですが、チョンボの多い私ですので自信がありません。
「自分のがないよ~」という方がいらっしゃいましたら、コメント欄にてご指摘くださいませ<(_ _)>

コメントを拾う為にもう一度読み直していたら、皆様の熱い想いが行間からも伝わってくるようで、冗談抜きで目頭が熱くなりました。

皆様は本当に素晴らしいです!!

前回ご参加できなかった方々も第二回には是非ともご参加くださいませ!!

【第二回進撃の庶民討論会日時決定!】
日時:7/12(日)AM10:00~PM10:00

議題:日本経済と日本政治

  日本経済の低迷は、政治の無策ゆえです。
  ではどうすれば、政治を変えられるのか、経世済民に基づいた政治を行うように
  なるのだろうか、という観点から、皆さん話し合いましょう。

ルール:・誰でも参加可。ただし暴言などはコメント削除。
    ・頓珍漢なコメントも温かい気持ちで対応。
    ・他者と会話をする場合は「さん」づけ。コメントは「です・ます」調で。



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『ソウルメイトさんのコメント』

「日本経済を好転させ、上昇させ、人々の生活を全体的により良くする」についてですが、まず、なにもって「日本経済の好転もしくは、上昇」ととらえるのか?ということが問題になるのではないでしょうか。一応、経済成長すること、GDPが増大すること、とらえることは間違いではないでしょうが、特定の産業や輸出大企業が活況を呈するものの、その他の内需を主要な企業業績の源とするような産業や企業は、相変わらず元気がなくてよいのか?という問題もあるでしょうし、非正規雇用や格差の問題をそのままにして、企業活動は活発になって、経済成長性もしたし、GDPも伸びたけれども、貧困に苦しむ人は相変わらず貧困のままだし、貧困層に転落する人も“好景気であるにもかのわらず”後を絶たない、ということだって大いにありうることだと思います。構造改革をはじめとする新自由主義的な政策が進行・深化した結果、かりに、経済成長が実現しても国民が広くあまねくその果実を口にできるようになっていない、という問題もあるのではないでしょうか?「日本経済を好転させ、上昇させ、人々の生活を全体的により良くする」という問題は、かなり複雑な多元連立方程式のようなもので、解はひとつだけではなく、やらなればならないことは非常に広範かつ多岐に渡る、ということなんじゃないでしょうか?



『holyfireworkさんのコメント』

私が考える、日本経済復活の政策とは、

①税制改革
  消費税を廃止し、所得税・法人税の累進税率をバブル期並みに戻す
  パチンコ・宗教に課税

②行政改革
  国家公務員及び国会議員の給与は、日本国民の平均給与とする。
  地方公務員及び地方議員の給与は、地方県民の平均給与とする。


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国産品に軽減税率適用すれば良いのに。

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最後に物を言うのは、国民の支持と理解でしょう。
世論形成に最も力を持っているのはマスコミですが、神聖不可侵な絶対領域と化していますからね・・・



『バケツリレーさんのコメント』

指標の一つは

やはり実質賃金、しかも「所定内給与」が順調に伸びているかどうかではないでしょうか。

一般国民が「懐があったいかいゼ!」と思えるかどうかの基準はそこだと思います。(かく言う私もそうです。)



『チャロチャロさんのコメント』

日本人全体を豊かにするための考えを申し上げます。

#2での新自由主義や構造改革を振り回すことによる弊害で苦しむ人が出ていると言うご指摘に心から同意いたします。ただし、私の視点からは「『デフレなのに』新自由主義や構造改革を振り回すのは愚かである」と言う言い方になります。デフレでさえなければ、新自由主義は別に構わないと思うのです。

というのも、健全な意味での穏やかなインフレならば、ある意味で新自由主義も雇用の流動性も結構であると思っているからです。実力ある者が腕を磨き、己の価値を高め、機会を掴み、所得向上を目指すことは悪い事ではありません。むしろ、世に良質のサービスを供給できる機会を増やす事でもあります。穏やかなインフレであるならば。

よって、私の視点からは日本人全体を豊かにするためには、デフレ脱却策、ズバリ、金融緩和と財政出動の合わせ技を進める事、ひいては、日本の与党政権にそれを進言する事、更に言えば与党がそれを行わない場合は日本国民経済の為に諫言を申し入れる事の出来る健全な野党勢力を育成することが肝要と考えます。そしてそのためには、既存マスゴミによる大多数の未覚醒日本人の洗脳行為を止める事が必要です。

とは言え既存マスコミの駆除は簡単ではない。そこで私が考えるのが「新規放送局の追加」です。テレビがデジタル化したために、データチャンネルと言うチャンネルが出来ました。ウェザーニュースと言う放送局はデータチャンネル上で、動画放映と言う経由をして普通にテレビ放送をしています。この形式の放送を例えばチャンネル桜(チャンネル桜が嫌いな人はごめんなさい、あくまで例です。)などでも許可すればいいのではないかと。

日本人は基本的に義務教育を済ませており、賢い民族です。そのため、左だらけのテレビ局に右のテレビ局を並べて、両論並立させておけば、自然と既存マスゴミの偏りに気が付き、覚醒し、健全野党育成、そしてデフレ脱却の永田町での諫言に繋がると考えます。

長く書きましたが、結局はデジタルテレビのデータチャンネルに新規放送局を追加して、最終的に健全野党を増やそうと言う事になります。よろしければご検討ください。

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皆様は、いつ、『覚醒』したか覚えていますか?
 何がきっかけだったか覚えていますか?


 みんな、覚醒前はお花畑の住人だったはずです。
 あの三橋貴明さんですら、覚醒する前は
 道路工事の人を見て『まだ工事かよ、ウザい』と
 思っていたのだとか。

 覚醒した時の事を思い出してください。
 誰かに何かを強く説教されたからと言うよりは、
 むしろ、今まで疑問に思っていた疑念のジグソーパズルが
 何かのきっかけでカチリとはまって、
 急に何かに気が付いたのではないでしょうか?

 日本経済をよくするために日本国民みんなを覚醒させるのは
 正直簡単ではないです。


 けど、皆さんが普段頑張っていること、皆さんが広めていることは
 絶対に無駄じゃないんです。

 ネットにちりばめた手がかりが時を重ねて、
 みんなの心に少しずつ積もって、いつかくる大爆発の時に
 一気に連鎖反応を示して覚醒となるのです。


 みんなでネットの海に少しずつでいいから種を撒いていきましょう。
 それが結局は実り多き森を招きよせる近道なのですから。





『旅丘さんのコメント』

ちなみに私はいっその事、「人頭手当て」を支給すればいいと思います。

人頭税というのは、消費税よりも逆進性が高い税制で、竹中平蔵は人頭税も可能なら好ましいかのように言及したらしいですがそれは言うまでもなく最悪の悪手ですよね。

なので、それの真逆。「人頭手当て」を支給すればいいと思います。
日本人のみに支給することで、外国人へのバラマキにもストップをかけられますし。

ただし、これはピケティ的な反・格差の手段であり、本質的な経済成長のためのインフラや科学技術の投資はこれとは別にやらなければいけません。

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ベーシックインカムというか・・・税金、特に消費税というのは、「一律」に徴収するので、「徴収しすぎた分を返す」というだけです。
例えば消費税が10%になっても、毎月5000円の手当が支給されるとすれば、増税分はほぼチャラになりますよね。
収入としてそれのみで当てに出来るほどの額にするつもりはありません。
そして富裕層には消費税増税分の方が大きな負担となり、低所得者層には手当の恩恵の方が大きくなります。

最低賃金の話が出たので、ついでにナマポの話もしたいと思います。
現在の生活保護は、明らかに最低賃金以上の額が支給されているため、逆に最低賃金の方を保障する方がいいのではないでしょうか。

・標準的な労働時間で、一人暮らしの生活保護の1.5倍を最低賃金とする。
・短時間労働のみで生活保護を受ける場合は所得の3分の2を生活保護支給額から差し引く。


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私も地上波放送局の既得権益の打破には賛成します。

一番の問題・・・かどうかはわかりませんが、大きな問題の一つはBPOですね。業界の子飼いの人間ばっかりで、身内に甘すぎて話になりません。

どうすればいいか、拙案ですが、

案その1:
国会の中に、「メディア審議委員会」のようなものを設ける
または、政権運営によってBPOの人選を決める

→ 問題点:「ゲンロンダンアツーーー」という声が聞こえてきそう。
       時の政権によっては碌でもない委員会になる可能性もある
       NHKは政権によって役員がキメられているが、碌でもないのは御存知の通り


案その2:
裁判所のように、完全に独立の機関を設ける
→ 問題点:ノウハウの蓄積がない段階からどうやって始めるのか?


案その3:
BPOの人員を、裁判員のように、国民から抽選で選ぶ


案その3が私は一番いいと思うのですが、皆様の意見はどうでしょうか。



『有閑爺いさんのコメント』

「三白景気」などという言葉は今から60年も昔の流行語ですので今の若い方々はご存じないと思います。

三白とはセメント、綿布、砂糖を指すとされていますが、戦災復興と庶民生活の需要が端的に現れてこの業界が特に賑わったとされています。

何が言いたいかと言うと、当面は「人々の生活を全体的により良くする」事にはならず、景気回復は一部の業界から偏りを持って広がると考えておいたほうがよいということです。

なお、60年前の花形産業は石炭産業だったのです。石炭は「黒いダイヤ」といわれ掘り出すしりから売れまくったのです。
ですがその10年後は日本を代表する斜陽産業になりました。

「満遍なく、均等に」はある種の理想ですが、まあ実現はしないと思ったほうが、現実的な解決策は得やすいと思います。



『ジータさんのコメント』

私としては、不景気やデフレの状況下において、小泉改革やみんなの維新の会が代表的ですが、公務員や省庁を既得権益と決めつけ、官僚や天下りを目の敵にする方針は、無知な庶民の溜飲を下げる効果と重なって、※7 で紹介したような 『 構造改革・歳出削減・官から民へ 』 という流れになることを危惧してます。

然るに、その根底にある

・ 財政均衡主義(国の借金ガー)
・ 新自由主義(規制緩和で競争をあおる)


ここを世論が否定しないことには、本当の意味での経世済民は達成できないと思ってます。両者に共通するのは、政治の失敗の責任を国民へ転嫁するところです。

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第二次安倍政権発足時の急激な株高と円安現象のように、人々の期待が経済に与える影響というのも、測定はできませんが大きな要因だと思います。

アベノミクスという名のリフレーション政策は、政府日銀がインフレ目標を設定し、それを達成するまで異次元の金融緩和をするというモノでしたが、私の素朴な疑問として、

『 異次元の財政出動のほうがいいんじゃない? 』

というのがあります。


当然目標設定は中長期的な国土計画というように形はかわりますが、GDPの三面等価の原則のとおり、政府支出を拡大すればするほど名目GDPは増大し、需給ギャップが埋まり、GDPデフレータ、つまりインフレ率が上昇しますから、結果は同じです。


期待を形成する手段は、金融緩和よりも財政出動の方が適切ではないか?


一つ論点を投下してみました。

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財務省の動きを封じ込める「一手」(前半)
http://ameblo.jp/charocharo01/entry-11975611699.html
財務省の動きを封じ込める「一手」(後半)
http://ameblo.jp/charocharo01/entry-11976016871.html

上記にある提言が、影法師NEOさんも賛同してくれてるように 『 財政均衡主義からの解放 』 に繋がるかもしれません。

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ここで出てるような具体的な政策を実行するに当たり、その前提条件となるのが 『 政治の安定、長期政権であること 』 になるかと思います。

この観点から論じるなら、現在の安倍政権は条件を満たしてます。2000年代に入ってから2年半続いた政権というのは、小泉政権くらいでしょう。


非常に歯がゆい難儀なことですが、理想を現実に変えることを考えたとき、それを実現出来そうな政治勢力が見当たりません。


この言い方をすると 『 自民ありき 』 という叫び声が聞こえてきそうですが、理想を語るのと同時に、現実の方も議論する必要があると、問題提起をさせていただきます。

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それは政治家の視点だと思いますが、私や皆さんの周辺だと、ここで話し合われてる内容を全く理解できないか、興味すら示さないというのが現実だと思います。

日本の有権者は約1億人といわれてますが、そのなかで経世済民を真剣に考えてるのは、10万人いるかいないかのレベルでしょう。

この10万人が9990万人の意識を変えるにはどうすればよいのか?

・・・。

実に頭が痛くなる話ですが、現実はそういうことだと思います。

本日のテーマである 『 日本経済復活の条件 』 の一つとして、この難題を提起して私の意見の〆とさせて頂きたいと思います。


『mtblog-readerさんのコメント』

私は、財政出動こそが、日本経済を好転させると思っております。

日本経済の好転とは、国内でお金の循環があることではないでしょうか。


お金を回すきっかけが、現状の銀行からの貸出しでは、弱いと思います。
やはり、政府が、国内企業に何かを発注することがベストと思います。

そのやり方について、参議院議員の西田先生の受け売りですが、何も、今、巨大な政府支出をしろというものではなくて、政府支出が、10年、20年間継続することを確約するプロジェクトを発表し実行することだと思います。

こうすることで、民間企業がその受注をターゲットに動き出せば、必ず、投資が発生します。しかも、日本国内の需要であるため、投資先が国内に向かうことが多いはずです。

ちなみに、政府が長期計画を立てれないのは、各省庁の公務員が、予算削りばかり命じられて、以前のような長期計画を立てる意欲がそがれているそうです(西田先生の動画より)。



『ボルハンハルドゥンナ偏弾or背面Xさんのコメント』

”日本経済復活の為に”
・・・とても一筋縄では逝きそうもありませんが、

>非正規雇用や格差の問題をそのままにして

 ひとつは(格差のギアチェンジと言える)派遣法を廃案にする法案が提出されてほしいものです。
連合自体がネオリベス化してしまっていますからね。



『うずらさんのコメント』

「地上波放送局の既得権益の打破」に賛成します。

視聴率データの正当性を問題視したり、高額な広告料金に見合う費用対効果データの検証を求める議論、あるいは、各局の番組構成が横並びになっていることを問題視する議論を広めるのも良いかもしれません。

視聴者の投稿により、個別の番組を毎日全て採点し、それを公表するようなサイトがあっても良い気がします。

TVや新聞のようなメガ媒体を監視する仕組みや組織が創り、当事者たちに緊張感を持たせる必要がありますね。

マスコミ=知る権利や言論の自由の執行者』という勘違いを糺すべきです。



『ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたいさんのコメント』

消費者が払った金額の大部分が外国の所得ではなく、日本人の所得になるように、原料、エネルギーなどあらゆるものの国産化を積極財政によって進めることが経済成長のみならず、安全保障上も重要だと思います。


例えば、食料は、農水産物の自給率を高めたり、加工食品を国産化するだけにとどまらず、農業機械の燃料、肥料、家畜飼料も国産化します。


日用品も例えば衣料品については、生地の生産、裁断、縫製を国内で行うだけでなく、綿や化学繊維の原料などの繊維原料、染料も国産化します。


国内完結型農業
URL:
http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=nyako-0924&articleId=11996933013&frm_src=article_articleList


国内産業振興特区
URL:
http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=nyako-0924&articleId=11983905788&frm_src=article_articleList


バイオコークス地方創生論
URL:
http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=nyako-0924&articleId=12041971367&frm_src=article_articleList


バイオコークスによる四国経済の再生
URL:
http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=nyako-0924&articleId=12045788513&frm_src=article_articleList


公共サービスのビジネス化(民間資金活用)に反対する
URL:
http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=nyako-0924&articleId=12036530621&frm_src=article_articleList


大規模財政出動によるエネルギー安全保障強化
URL:
http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=nyako-0924&articleId=11985102037&frm_src=article_articleList

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長時間働いてたくさん稼いでも使う余裕がなければ経済が循環しませんし、健康にもよくありません。労働者一人当たりの賃金を今より上げながら、労働時間は今より短くしていく必要があると思います。


そのために、労働規制を強化するとともに、生活保護受給者、路上生活者、ニート、障害者、高齢者なども含め、国内の活用されていない人材のフル活用、ロボットなどの実用化、交通インフラ整備などに大規模な財政出動を行うべきだと思います。

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過去にはエコポイントとか国産木材利用ポイントなどがありましたが、もっとあらゆる国産品を対象にした「国産応援ポイント」を創設するのはどうでしょうか。


国産応援ポイント
URL:
http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=nyako-0924&articleId=11806135822&frm_src=article_articleList



『蛍光忍者さんのコメント』

進撃の庶民の皆さん(及び積極財政派)からどなたか一人、「経済評論家」になっていただいて、
三橋さんや藤先生と共演する形でテレビに出てガンガン発言してもらう。


アッシュの実験結果に従えば、その場に2人居るのが重要っぽいので。
https://youtu.be/ziU808WDsQU?t=55m53s



『やすさんのコメント』

私の意見としては金融は十分なので、国土強靭化計画を進めて欲しいですね。とにかく国内に仕事を作るのがまずは第一歩じゃないかと思います。



『田中リンクスさんのコメント』

現実問題として理想をどう具現化するのかというのは一番必要な議論ですね。

構造改革やTPPを止める!だけでは不十分なわけです。既に構造改革は長年進められてきたので、ただ安倍ドリルを止めるだけでは到底満足できる状態にはならないでしょう。

長期的な財出拡大も必須です。それを達成する為の具体的なプランを模索しないといけないですねぇ…。

僕は安倍政権の総合評価は日本にとってプラスマイナスで言うとマイナスだと思うので、退陣して頂きたいという気持ちが強いのですが、安倍政権が退陣したとしても、長期的な財出や構造改革の巻き戻しは期待薄です。

かといって諦める訳にもいかないわけで、こういう現実的な政治論に対する色んな案が聞けるといいんですが。


(了)




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