うどん屋フランチャイズ物語 第7話 | OLが副業-複数の収入源を持ちませんか?

うどん屋フランチャイズ物語 第7話

うどん屋フランチャイズ物語 第7話

takako@OLが副業です。

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第6話の続きです。

朝まで作り続けても納得の味にはなりません。たぬきうどん作りって、予想以上に難しいのです。

たかこさんは会社に電話します。

たかこさん「申し訳ありませんが、お腹が痛いので、本日はお休みさせてください。」

上司「大丈夫。無理しないでね。」

たぬきうどん作りを続けるために、たかこさんは会社を休んでしまいました。実は、たかこさんはOLさんなのです。

でもでも、仮病ではありません。うどんを試食し続けたので、お腹が痛いのは事実なんです。

たかこさん「あゆみさん、ちょうど金曜日だったので、日曜日までには何とかしましょう!さすがに、月曜日には会社に行かないといけないので。。。」

あゆみさん「そうだね。うどん作りの数稽古がんばろう!」

ちょっとだけ仮眠して、またうどんを作り続けます。

頑張るときは、わき目も振らずにやる!何かを成し遂げたいときは、これって大事なこと。

だって、二人の合言葉は、やれる!ですから。

○○したいとか、○○できるとか言いません。やれる!なんです。

あゆみさん「たくさん食べすぎで、味の違いがわからなくなってきたかもかも。」

たかこさん「そうですね。誰か呼びますか。。。」

二人はうーんと頭をひねり始めました。

たかこさん「あゆみさん、そういえば大事なことを忘れていました。」

あゆみさん「何?何?」

たかこさん「どういうお客様に来て頂きたいか!ということです。」

あゆみさん「ターゲットってやつね。」

たかこさん「はい。だって、すべての人においしいって言われるたぬきうどんなんて、作れませんから。」

あゆみさん「じゃ、女子がターゲットかな。」

たかこさん「なぜですか?」

あゆみさん「『ハッピーになれるうどん屋』で、内装が薄いピンク。もう女子でしょ。」
たかこさん「なるほど。」

でも、たかこさんの頭はぐるぐる回り始めています。あれ、何か変だぞ?と。本当は順番は逆?。

コンセプト⇒ターゲット⇒ネーミング

いちろーさんもそんなこと言ってたなぁみたいな。

#細かいこと言い出したらきりないで、まぁ、いっか。。。

たかこさん「だったら、呼ぶ人決まりました。超セレブさん。自宅も近いんで、早速電話してみますね。」

あゆみさん「あっ、いいかもいかも。」

1時間後、セレブな姫が到着しました。

それまでの間に作った5つのうどんを食べてもらうことにしました。

セレブな姫「何だかどれもピンとこないですね。」

たかこさん「具体的にどういう点ですか?」

セレブな姫「言葉にはうまく表せないんですが。。。なんだろう?隠し味みたいなものがあるといいなぁと思うんです。」

あゆみさん「なるほど。。。何かいい隠し味ないかなぁ。。。」

(つづく)

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