先日のエルゴメーター(自転車こぎ/心肺運動負荷試験)と
心エコー(心臓超音波検査)の結果が出ました。
エルゴメーター(自転車こぎ/心肺運動負荷試験)
エルゴメーターは
同年齢の8割程度のスコアだったそうで、
非常に悪くはないけれど まあまあ悪い(?)結果でした。
自転車こぎの後、心肺よりも
両太もものほうが痛いほど疲れていたので、
筋肉が落ちたのも敗因のひとつだと思います。
家にいてもスクワットや かかとあげを
ちょこちょこ したほうが良さそうです。
心エコー(心臓超音波検査)
心エコー検査ではEF値がわかります。
EF値とは、心臓(左室)の収縮力(ポンプ能力)を測る指標で
通常の駆出率は50-60%以上。
今回はかなり良くなっていて、
前回の36%から51%へアップしていました。
薬が効いているのと、
主治医の先生のおかげです。
大変感謝しています。
しかし、嬉しいことは嬉しいのですが、
私は拡張型心筋症に対しては
非常にイケズで しんねりした性格です。
このさき何かべつの重い病気を併発したり、
インフルエンザになったり、
あるいは単に無理しすぎて身体をこわすようなときは
まず一番弱い心臓がやられて
一気にまたEF値が悪くなる危険が一生つきまとうのよね・・・
(そもそも あれだけ大量の薬を毎日飲んだ上での数値だしね)
と考えてしまいます。
春だというのにパリパリの薄氷を踏む思いw
しかもそれが一生続くのか、と思うと切ないですが、
これからも
可能なかぎりストレスから逃げまくりつつ
減塩と服薬の暮らしを続けて、
おだやかな現状維持を積み重ねたいと思います。
今回のエルゴメーターと心エコーは、
これからも年イチくらいでチェックしましょうね、
ということになりました。
急性増悪(急に悪くなること)すると
「年イチ」などと のんびりしたことは言っていられなくなるので、
「ああ今年も年イチのエルゴメーターと心エコーの季節かあ〜♪ お金かかるなあ(困)」
な毎年がきますように。
血液検査
血液検査は、肝臓・腎臓機能ともに正常値の範囲内でした。
NT-proBNP値は前回よりも少し良くなりました。
NT-proBNP値の推移
NT-proBNP値は、
心臓への負担が大きいほど高くなる数値のこと。
同じく心臓への負担を表す指標として、
BNP値もよく使われます。
BNP値とNT-proBNP値には
正の相関関係があるわけではなく、
単純に比較はできないようですが、
ざっくりと
BNP値が40-100、
NT-proBNP値が125-400 なら
「軽度の心不全の可能性があるので精査、経過観察」
BNP値が100-200、
NT-proBNP値が400-900 なら
「治療対象となる心不全である可能性があるので専門医による精査要」
とのことです(社団法人日本心不全学会HP)。
〈これまでの経緯まとめ〉
2024年3月(通院)NT-proBNP 151
2024年2月(通院)NT-proBNP 158
2024年1月(通院)NT-proBNP 235
2023年12月(通院)NT-proBNP 124
2023年11月(通院)NT-proBNP 203
2023年10月(通院)NT-proBNP 178
2023年9月 (通院)NT-proBNP 183
2023年8月 (通院)NT-proBNP 175
2023年7月 (通院)NT-proBNP 207
2023年6月 (通院)NT-proBNP 172
2023年5月 (通院)BNP 68 / NT-proBNP 212
2023年4月 (通院)BNP 68
2023年3月 (通院)BNP 109
2023年2月 (通院)NT-proBNP 944
2023年1月 (通院)NT-proBNP 1,093
2022年12月(退院時)BNP 257
2022年12月(入院時)BNP 1, 060
EFの推移
EFとは、心臓(左室)の収縮力(ポンプ能力)を測る指標です。
通常の駆出率は50-60%以上。
これまでの推移は、
2024年3月(通院) 51%
2023年7月(通院) 36%
2023年2月(通院) 30%
2022年12月(退院時)22%