こんにちは。
RUAGH家本朋子です。
残暑お見舞い申し上げます。
この春から夏にかけて日本には豪雨や地震など痛ましい災害が起こりましたね。
1日も早い復旧をお祈りしております。
また少しでも平安の日常生活となります様に、重ねてお見舞い申し上げます。
毎日ウイルスの話で右往左往、何が正しくてどうするのが良いのか・・・たくさんの情報が出回って心穏やかには入れない方も多いのではないでしょうか?
これからは個人個人が自分で選択し行動する時代になっていくのでしょうね。
あとは免疫力を上げて、予防に努めて心穏やかに過ごすこと。
出来ることを1歩ずつ。
ということで、この夏はオンラインでのレッスン提供を少しづつ増やしておりました。
地方に伺うことも多かった私ですが、今はそう簡単には行かず・・・オンラインは一瞬にして繋がれるというメリットが魅力ですね。
さて、今回はいつも大変お世話になっております
山口県下松市にあるYDCヨシムラダンスセンター主宰である吉村礼先生よりフェルデンクライス・メソッドとバレエの相性など必要性についての推薦の言葉をいただきましたので、ご参考にしていただけたら幸いです。
プロフ
4歳より山口県光市にて瀬戸静子バレエ研究所でバレエを始める。
大学卒業後、劇団四季30期生のオーディションに合格。コーラスラインで初舞台を踏む。
その後『冒険者たち』『夢から醒めた夢』『歌は友達』『人間になりたがった猫』などに出演。
劇団四季退団後、愛知県名古屋市のカミヤ トシエバレエ学園に専属バレエ教師となり、ワガノワメソッドを習得後、フリーのバレエ講師として活動。
その後、名鶴ダンスカンパニーの外部講師を経て、専属インストラクター、バレエチーフとして、バレエ、ジャズダンス、ミュージカルコース講師となる。
2004年山口県光市にyoshimura dance centerを開設し、主宰者となる。
クラシックバレエの全幕を始めフリースタイルダンス、ミュージカル等、舞台美術・衣裳・照明・音響・振付・映像などにも力を入れた総合芸術としてプロデュースしたスタジオ発表会を主催、数多くの振付作品を発表し、コンクール、コンテスト入賞者、劇団四季、各種大学舞踊科合格者等、海外留学生等の生徒を排出している。
2005年国民文化祭 開会記念式典セレモニーミュージカル「燦めきの地やまぐち二千年」の振付を手掛ける。
2009、2011年 ザ・バレコン福岡にて優秀指導者賞受賞。
2013年 第43回NAMUEクラシックバレエコンクール福岡にて優秀指導者賞受賞。
2016年 Japan Ballet Competition香川2016最優秀指導者賞受賞。
Japan Ballet Competition兵庫2016優秀指導者賞受賞。
2017年 NBAジュニアコンクール鹿児島指導者特別賞を2部門で受賞。
Japan Ballet Competition福岡2017優秀指導者賞受賞。
第1回おおいたバレエコンクール優秀指導者賞受賞。
2020年Japan Ballet Competition 福岡 最優秀指導者賞受賞
フェルデンクライスの勧め
クラシックバレエを指導する上で、1番難しいことは、体の全ての部位のポジションが決まっていることです。その決められたポジションを理解し、実行できる身体を使って役柄や音楽を表現していきます。
これは、頭で理解することはできても、体でそれを実行することは、とても難しいことです。
自由に自分の身体を動かせるようで、実際には、ほとんどの人が自分の身体の部位を自由自在に動かせることはできていません。
わかっているのにどうしても注意されている事ができない生徒は、原因は違っていてもほとんどが同じ理由です。
その部位を実際に動かせていない、関節を使っていない事です。
その部位に至って近く、そしていつも使っている筋肉の力の入れ方で、それを動かそうとしているのです。
一つ一つの関節を動かす力はとても小さな力で動かします。よって、バレエの場合は、脚を高くあげたり高くジャンプしたりしますので、身体が大きく重くなってから関節を動かす筋肉を満遍なく鍛えようとすると大きな筋肉や使いやすい筋肉に骨格がずれていってしまいます。
身体の小さく軽い時期でも、すでに使いやすい筋肉、関節ばかりでレッスンをするため、柔軟性があるように見えても同じ関節しか使わず、しっかり踊っているように見えても同じ筋肉ばかり増強され、他の関節や筋肉は、ほぼ鍛えられずにいるのです。
レッスン回数が多ければ多いほどその結果は顕著です。
この身体の小さい頃に、フェルデンクライスを行うことで、身体の関節の位置をはっきりさせ、自分の新しい身体の動かし方の習得をした子は、頭の理解力ではなく身体で習得してきます。
この子達は、いくらレッスンで注意してもできなかった事でも、フェルデンクライスのレッスン後は、いとも簡単にその動きをやってのけます。練習量ではなく、その動かしかたを身体、脳で学ぶことが、いかに大切かを実感させられます。
そして、フェルデンクライスによって動かすことが簡単になるということも、とても良いと思えることの一つです。
成長したり、前進したりすることは、いつも難問を解いていく様に難しく頑張りが必要になっていくことの様に思えますが、今までよりも身体を動かすことが、軽く小さな力でできる様になることです。つい力みたくなる癖を楽にしてくれるのです。
バレエを日々鍛錬していくには、全身の体の関節を使い、全身の筋力を鍛えていくことが、不可欠です。
その上で、硬くなった頭も身体も考え方を更新していくには、フェルデンクライスが、最適だと実感しています。
YDC卒業生たちはプロとして商業演劇、テーマパーク、PVのダンサーとして幅広く活躍しています。
そして、コンクール受賞し海外留学などする生徒たちさんもいれば、地元でのイベントで華やかに楽しんで踊るクラスなど生徒さん一人一人の個性に合わせた育成をされていてその向き合うバイタリティにはとどまるところを知らないそこ知れぬ情熱を持つとっても素敵な女性です。
礼先生、どうもありがとうございました。
お教室で取り入れてみたいという先生がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせくださいませ。
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