『ひと足先に今年を振り返ってみた「芸能プロダクション編」②』
「情熱のキューティークィーン」中嶋晴子14歳
☆ブログ 『晴れのち晴れ!』まもなく開始!
所属一ヶ月強のほかほかの新人だ。
圧倒的スタイルのバランスのよさに驚異的小顔、黒真珠のような
意志の強そうな瞳。
晴子はビジュアルだけでなく、超がつく負けん気と貪欲な姿勢が
図抜けている。
現場を体験するという目的で、所属数日で日テレ『傍聴マニア』で
セリフなしの女子高生役で初めてカメラの前に立ったのだが、
2日で15時間にも及ぶ撮影は大いに勉強になったようだ。
所属一ヶ月で大手企業のCMのサブメインを勝ち取り、ティーン誌の
専属モデルも一次を突破し可能性を残している。
こう書けば「CM系」「モデル系」にみえるが、彼女は女優だ。
プロモーション用のDVD撮影で演技をやらせたのだが、
ナチュラルな表情、セリフ、身のこなしのすべてにおいて
演技経験なしの新人ということを考えれば満点に近いパフォーマンス
をみせた。
もちろん、まだまだ課題はあるし、なにより本人がまったく満足していない。
晴子は、とにかく貪欲なほどに勉強する。
その怖いほどの集中ぶりは、力石徹に挑む矢吹ジョー、お蝶夫人に挑む
岡ひろみを彷彿させる。
2010年は、まだ明かせないが上半期の早い時期のクランクインで
ドラマが内定している。
晴子は、ハングリーなまでにガンガンとアピールしてくる。
来年は、物凄く期待しているひとりであり、彼女はなにかやってくれ
そうな予感がする。
「気ままなアンニュイ姫」高橋未希18歳
『キューピットのささやき』http://ameblo.jp/takahashi-miki/
未希は今年の8月に公開された
「ぼくとママの黄色い自転車」に出演して
おり、3本の映画を撮影した。
そのうちの一本は『天使の恋』で11月7日、
あとの2本は2010年の春公開となる。
「誰でもできる主役」より「未希にしかできない脇役」
を選ぶという彼女の性格は、周囲に流されない独自の
「生き様」のようなものを強く感じる。
新堂プロの中では異色のマイペース型であるが、
こういうタイプがいるのはプロダクションとして幅も
広がり心強い。
来年には、携帯小説での作家デビューが決定している。
未希はまだ荒削りだが、かなりの「文才」がある。
彼女の場合は焦らずにゆっくりと自分の「空気感」に
あった仕事を続けていってほしい。
『妄想プリンセス』http://ameblo.jp/nadaka-rio/
舞台で鍛えた演技力で新堂プロ一の
安定感を誇る梨緒は、ついこないだ
まで、高知で『君が踊る、夏』(主演 溝端淳平)
の撮影に入っていた。
「よさこい祭り」を通しての若者達の苦悩や友情を
描いた朝日放送60周年記念作品で、かなり大規模な
全国ロードショーとなり来年秋に公開される。
日舞の経験を活かした踊りのセンスと根性で、梨緒は
最前列のメインポジションを確保した。
ほかには、脇だがドラマ2本と三菱のCMなどをこなし、
着実に「女優」としての足固めをしている。
まだ派手な活動はないが、ひた向きな努力と確かな実力が
あるので、息長く活躍できる女優として成長してほしい。
事務所にとっては、なんとも頼もしい存在だ。
今年の美央は、なんといっても8月に公開された
『ぼくとママの黄色い自転車』での準ヒロインでの出演
が印象に残る。
試写会の舞台挨拶では、鈴木京香さん、阿部サダヲさん、
武井証君とともに堂々と挨拶をこなした。
その後、篠原楓主演のBeeTV『記憶の中のミライ』ではゾンビの
役で度肝を抜き、重富麗奈主演のPVでは友人役で出演した。
ほかの活動では、オンラインゲーム「エミルクロニクルオンライン」
のイメージガールを続けている。
美央は現在、来年の予定がまだ入っておらず、
九州で演技その他のスキルアップに努めている最中だ。
正直、『ぼくとママ~』では経験不足を露呈し、満足のいく
パフォーマンスをみせられなかった。
チャンスのときにベストパフォーマンスを見せることで
次の仕事に繋がる。
あとから頭角を現してきた麗奈、マミ、晴子の同年代トリオ
の勢いは凄いが、美央には「焦らずに来年に向けてひと皮もふた皮も剥け
た姿をみせられるよう」全体的なスキルアップに努めてほしい。
『人形しか愛せない少女』http://ameblo.jp/wakakimoe
等身大人形との同棲生活、グラビア活動、バラエティ番組出演、
虫ドル、DVD映画出演・・・萌は、新堂プロでは異色の
「マルチタレント」である。
そして、唯一のグラビアタレントでもある。
同棲している「鈴木プロテイン君」の企画は、
天才放送作家安達元一氏の仕掛けであり、
「YOU TUBE」でUPされている。
来年には、未希とともに携帯小説での作家デビュー
が決まっており、「萌先生」と呼ばれる日がくるのかも
しれない。
彼女は「プロ」であり、自分をどう魅せるかについて
秀でた才能を持っている。
ただ、器用が故に「これ!」といった武器がみつかっていない
という現実が今後の課題だ。
だが、俺は確信している。
投げ出さずに前向きに精進していれば、
萌はきっと、その「多彩な才能」で
息の長いマルチタレントに成長するだろう。
エリカは梨緒同様に、先日まで高知で
『君が踊る、夏』の撮影に入っていた。
ほかに日刊スポーツのパチンコ面と
第二日本テレビの「MIT 3G」という
音楽番組のリポーターを務めている。
日本人とメキシコ人のハーフの彼女は
文字通り「日本人離れ」したビジュアルを
しており個性も強くいいキャラをしている。
今後、ステップアップするにはなにが足りないかを
考え、ウィークポイントを完全克服したときに
さらなるステップアップの道が開けることだろう。
とまあ、10人のタレントの紹介&寸評を書いてきたが、
各自、「トップ女優」の仲間入りを果たすにはなにが
欠けているのか、なにを補っていけばいいのかを
日々考えて「夢」を掴んでほしい。
「常に考え」「スキルアップに努め」「24時間プロであることを意識し」
「プロであることに誇りを持ち」「ミーハー心は捨て」「自己アピールを常に続け」
「外面と内面を徹底的に磨き」「現場で最高のパフォーマンスをみせつける」
これらのことを人よりできた者は、自然に輝いてくるものだ。
タレントが輝けば俺もよりいっそうチャンスを与えたく
なるし、プロデューサーさんなど
現場のスタッフの目にも留まりやすい。
すべてが好転し、必ずや「突き抜ける」ことができる。
厳しいことを言うが、目をかけてもらっていないと感じるタレントは
「やるべきことをやっていないことが外見に表れている」
ということに気づいていない。
★不平、不満は心を醜くさせ、オーラが消えビジュアルを劣化させる。
★プロ意識の欠如は食生活の乱れと私生活の乱れに繋がり、
オーラが消えビジュアルを劣化させる。
★人をミーハーな気持ちにさせることが仕事のタレントが
同業者にミーハーになっていたならば、
オーラなど発せられるわけがない。
常にプロの誇りを持ち、常に自分を研究し磨き続ける者だけが、
光り輝くことができる。
口で言うほど簡単なことでないかもしれないが、
「人気商売」を選んだ者の宿命だ。
2010年
新堂プロから「メジャータレント」が生まれることを
俺は確信のもとに待ち望む。
またな!