あの大震災から1週間経ちました。
被災された方々・お亡くなりになった方々、改めてお見舞い・お悔やみ申し上げます。
昨日は、京都市内東部へ行った折に、知恩院へ寄り、復興祈願をして参りました。
起こってしまったことはもう元に戻せないけれど、少しでも早く立ち上がっていただきたいとの思いを込めて。
(私は、通った高校が知恩院の宗門校でしたので、近くを訪れることがあれば、そこへお参りします)
ですが、これについてブログに書くのは、この記事を以って終わりにしたいと思います。
いつまでも、嘆き悲しんでいてもどうにもならないから。
いや、ちょっと訂正しましょうか。
「嘆き悲しむ」の人間の自然な感情だから、それはいいでしょう。私もそうするし。
しかし、だからと言って、悲しみに暮れてばかりいたって何も起こらない。
だから「じっとしている」のは止めにしないと。
それはどんな境遇であってもです。足を動かないといけない、働かないといけない。
止まってしまったら、そこで終わってしまう。
私自身この一週間本業で大変忙しくしていたこともありますし、そういう思いもあったので、
ブログ更新は脇において、ひたすら仕事しておりました。
もし震災に遭ったのが自分だったら?
そりゃそういうことを考えます、当たり前のように。
でも、たまたまそうはならずにいて、気持ちはさておき、身体は元気でいます。
「だったら、その分いい仕事して、世間を動かしてやれ!」って思うわけです。
だから、私は今週の仕事は渾身の力を込めてやったつもりです。
(「いつもそれくらいやったらど~お~?」って?・・・苦笑)
それを何もかも一緒くたにして「自粛、自粛、自粛」にするのはちょっと違和感ありました。
多くのブロガー様も、世間のマスコミもすぐにそういう口調になるのが、どうもね。
(私ブログの直接の読者様ではそこまででもなかったけれど・・・)
そして、あの新聞・テレビによる煽り記事の数々。
「アンタ等ヒマなの?」って訊きたくなるような、ゴシップのような記事ばかりで・・・。
誰かが困っているなら、直接的に助けるのも勿論必要ですが、間接的に助けるのだって必要。
それは、動けない人達の分も、動ける人達が頑張って世界をクルクル回していくこと。
また、そうしないと動ける人達まで動けない人になってしまう。
(もちろん過剰に電気を使うこととか、そういうのは暫くは見合わせればいいと思うけれど)
とにかくこの一週間色んなことを見聞きしました。
「人のふり見て、我がふり直す」ことをしっかりしなければと、私自身に言い聞かせております。
京都だって、お隣の福井県に原子力発電所が4ヵ所あり、研究施設まで入れればトータルで
13基の原子力発電施設があるそうです(だから他人事なんかじゃない!)。
当然そこで発電された電気は、京都にも送電されています。
私の自宅にも来ております。多大なる恩恵を受けています。
そして、もし何かあった時の責任もここに住む私達が負うのです。
今回はその点どうだったか・・・。
それをこの期に及んで、政府のせい、電力会社のせいにばかりするのは、
あまりにアンフェアが過ぎます。そういうのがとても目に付いた。
普段は美味しい目させてもらってるのに、苦しいことがあったらケツ向けるようなもんで。
そういうのをわかってない人があまりに多いのに、ビックリというか、困惑するというか
そんなふうに思いました。
口で「ネットワークが大事、協調することが大事」なんて言ったって、肝心の時に他人に責任を
転嫁するような「和」とか「協調性」ならば不要です。
ついでにそれを悪い方向へ誘導するマスコミなんかもっといらん。
(よく聞けよ、烏丸丸太町下がったところにある新聞社の面々!あなた方の記事は最低だよ)
とにかく、今回の件を書くのはこれで終わりにします。
但し、自分の身にそれが起こった時にどうすべきかは、いつも自分の中で考えておくようにはします。
