本日は、毎月恒例のコンサート鑑賞のために、
京都コンサートホール(大ホール)へ行ってまいりました。
いつもの通り「京フィル」のコンサートで、曲目は予告通り、ベートーヴェンの「第九」 。
「第九」を生で聴くのは、2000年12月末以来。なので、大変楽しみにしておりました。
通常小編成の京フィルも(正楽団員が少ないため)、今日は大勢の助っ人を得て、
まあまあの人数でした。しかも、しっかりと強い音を出していたと思います。
ただ、やっぱり難しい点があるのか、トランペットの音が途切れることがあって、物足りない部分もありました。
また、第四楽章の歌の入る部分で、テナーの独唱がちょっと弱かったのが残念。
その部分が、「第九」のなかで最も好きな箇所 であるだけに、余計とそう思われました。
その部分が、「第九」のなかで最も好きな箇所 であるだけに、余計とそう思われました。
素晴しかったのは、バリトンの独唱(田中勉氏)。
歌の入る部分の冒頭(歓喜の歌の導入=O Freunde, nicht diese Tone!)、鳥肌が立つような熱唱でした。
所有CD↓の同部分よりも良かったのではないかと思ったくらいに。
あと、佐藤俊太郎氏の指揮も凄かったなあ。
素人の私でも、次に出てくる音がどんなか、なんとなくわかるくらいに。所有CD↓の同部分よりも良かったのではないかと思ったくらいに。
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あと、佐藤俊太郎氏の指揮も凄かったなあ。
うまく表現できませんが、そのくらい上手いし、凄かったです。
メリハリとパンチ力のある指揮でした。
ただ、この演奏を楽しみはしたのだけれど、一年の計として心から楽しめたわけではありません。
やはり、気分転換の域を出ない。
前にも書いたけれど、ストレスは、ストレスの原因となっている事柄を克服して解消するより他ない ので。
来年もどこかで「第九」の生演奏を聴くかはわからないけれど、
もしそうであるなら、もっと満ち足りた気分で聴けるようにしたい。
そういう気分になれるには、本業で自分自身の進歩を確認できる結果を出していかないと
仮に経済面にて少々楽に(副業は今のところ飢えをしのぐ多少なりとも確かな手段ではあるが、それはそれ)
なったとしても、きっと満足はできないだろう。
だから、まずは本業を効果的にせなアカン。収入の寡多ではないく、内容第一で。
もちろんプライベートでも何らかの変化があるようにしたい。
そう感じさせる、京フィルの「第九」でした。
<京フィルのオフィシャルHPはこちら です。「スケジュール」に今後のコンサートの予定が書かれて
います。ご一覧ください>