琵琶湖畔にある役所関連建物群の中の9階建てのビルの9階での仕事。
もちろん琵琶湖の眺めがいい。いつも反対側から見ている比叡山(延暦寺で有名。「信長が焼き討ちにした」
と言えば、その名前くらいは聞いたことがある方もおありでしょう)も山頂近くまで、赤や黄色に色づいていて
今まさに見頃だということがよくわかる。
で、その仕事の帰路、京都駅で途中下車する。珍しく買い物するために。
行き先はポルタ(京都駅地下商店街のこと)の中の輸入食品店「ジュピター」。
(そう言えば、「今月の一枚」も『惑星』 だった。「ジュピター」 が含まれている。あ、関係ないですね。笑)
紅茶の茶葉がなくなったので、新しいのを探しに行った。
今まで飲んでいたのは、頂きもののアールグレイ(でっかい缶入りの、しかもかなり上等なやつ)だった
のだけれど、同じのばかり飲んでいて、しかもアールグレイのあの香りの強さにちょっと飽きてきていたから、
「今日はアッサム を買うぞー」って意気込んでいたのだけれど。
しかし、その店について最初に目に入ったのが、「トワイニングの紅茶セール」の張り紙。
(トワイニングの紅茶は片岡物産が日本総代理店になっていて、そんなに安価では売られていない。
そこで売られていたのは並行輸入品。きっと円高差益還元セールなのだろう)
腹の中の皮算用に、その意気込みはやすやすと崩れ、そのセールものの紅茶を買うことに。
選んだ銘柄は、「イングリッシュ・ブレイクファスト」。

(ちなみに、この缶入りの「イングリッシュ・ブレイクファスト」は、片岡物産では取り扱いがない。
ネットショップでは結構取り扱われている。)
買おうとしていたアッサムティーとの価格差は100gあたり200円。
稼ぎの良くない現状、ここにコロッとやられて妥協してしまった…。
「なんだよ、『価格競争にならないように』なんてコンサル業界ではいろいろ言うてるのにアンタは
簡単に価格競争に屈してるやないの」
と、自分に向かってボヤいておりました。
まあ、「イングリッシュ・ブレイクファスト」もアッサム茶葉とケニア種・セイロン種とのブレンドティー
なので、一応アッサムのあの強い味は楽しめるから・・・と自分に言い訳。
(これは、自虐でもなんでもなく事実でもあるんですが。実際「イングリッシュ・ブレイクファスト」や
「アイリッシュ・ブレイクファスト」などという種類は、朝に目覚まし目的で飲むために強い味のする
ものばかりを集めてブレンドされているので)
そして、この「イングリッシュ・ブレイクファスト」は以前に購入したことがあり、ピュアアッサムには
敵わないものの、味が確かで十分に代替品になり得ることは既に知っていた。
ということで、しばらくはコイツとお付き合いだ。
うーん、言い訳とウンチクをいろいろならべたけれど、あんまりナーバスにならずに
アッサム茶葉(FTPFOPのフェアトレードのやつだったら最高)を買えるようにガンバロー、と思った
本日の買い物でありました。
