さっきまで東京都世田谷区の某所に集結していたコンサルタント仲間と会議をしておりました。
私はSkypeで参加。
彼らの話によると東京はとても寒かったようです。
今日は京都でもほぼ一日雨が降り、ある意味英国やアイルランドの冬の日のようでした。
さて、先月(11月13日のブログ記事
)よりも更に早い<今月の一枚>のコーナーの登場です。
(最近読み始めてくださった方々へ。この<今月の一枚>は、私が自宅で音楽を聴く際に、
その1ヵ月の間中心に聴くCDを紹介するコーナーです)
今月はコチラ↓。今月もまた、このCDを聴く以前からよーく知っている曲ですけれど。
- ¥2,448
- Amazon.co.jp
バロック音楽で最も有名と言っても差し支えない、ヴィヴァルディの『四季』です。
演奏はイングリシュ・コンソート。
この『四季』というのは、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集(全12曲)のうち、第一曲「春」、
第二曲「夏」、第三曲「秋」、第四曲「冬」に付けられた名前です。
ヴィヴァルディ自身が意図的にこの4曲をセットにしたものではないようですが。
クラシックに興味のない方でも、この『四季』の中の「春」第一楽章は、まず間違いなく
耳にしたことがおありでしょう。そのくらいこの楽章は有名ですよね。
(下のリンクをクリックしてお聴き下さい。YouTubeが開きます)
「じゃあ、なんでまたこの時季に、『四季』を聴くの?」ってツッコミが入ると思うんですが、
それは、私がこの中では「冬」が一番好きだから。
特に、第二楽章が大好きです。
(またまた下のリンクをクリックしてお聴き下さい)
第一楽章と第三楽章は、いかにも冬の張り詰めた空気がもたらす緊張感が表現されていると
思いますが、第二楽章は暖炉の前で暖まっているかのような「ほっこり感」があって心地よい。
「雪のちらつく冬の日に、暖かい部屋でミルクティーをすすりながらくつろいでいる…」
というような感じでしょうか。
「Tadは、どうしてもミルクティー飲みたいんやな~」って?(笑)
とにかく、この第二楽章はそういう情景にピッタリでしょ?
だから、この師走に聴く一枚として選んだわけです。
それに、12月は他にも聴きたい「季節物」のCDがいっぱいあるから、もう聴き込む必要のない
曲のほうがよかったということもあるんですが。
(その「季節物」のCDはまた別途紹介します)
実は、この『四季』のCD、私が持っているものと、上のジャケットとは違います。
中味は全く一緒なんですけれど。
どんなジャケットかというと、こちらをクリックしてください→私が持っている中味が全く同じCD
このCDも例によって、昨年夏にロンドンのHMVレコードで買ったものです。買値は6ポンドでした。
外国では、「中味は同じなんだけど、初版とは違うレーベルで再販」とか、
国によって、同じ録音が別の会社で発売されるとかが、よくあります。
何でそうなるのか、よくわかりませんが。
どなたか、そのカラクリをご存じでしたら、ご教示ください!