アラフォー男3人で | Tadのブログ

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ウロウロ、フラフラしている京都のAround40男(本業:診断“志”資格を持つ経営コンサルタント、副業:いろいろ)が、趣味の世界・日々思うこと・気づいたことなど、いろんなことを書いています。
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巷では、そろそろ五山送り火の炎も落ちる頃だろうか。

自宅は、五山の最西端「鳥居形」に近いので、家の屋根にでも上がれば、楽に見えるのだろうが、

そこまでしなくてもいいや、って感じで毎年見ずにいて、正に「スルー」してしまっている。


最近は、その鳥居形が至近で見やすい広沢池周辺の狭い田舎道へ、大きなクルマで遠くから

やってくる人がとっても目に付く。はっきり言って、この辺に住む我々にとって迷惑だ。

駐車場なんて最初からないから、彼らは田舎道に堂々と路駐をする。「道を塞いでしまっている」

ことがわからないらしい。また周辺で遊ぶ子供たちには、それらの車の通行は危険この上ない。


いくら景勝地だからといっても、普通に人は住んでいる。

そういうことは全く考慮されないのだろう。きっと「お客様」のつもりでいるんだろうな。



閑話休題。


今日は、帰省している小学校の時からの友人から電話があって、ちょっと出かけた。

名前は…A君とでもしておこう。今は横浜に住んでいる。外資系企業のサラリーマンだ。

もう一人、B君。彼はずっと京都に住んでいる。半分は塾の講師、半分はプロのミュージシャンだ。

そして私。詳細は省略。


この二人と私の3人で喫茶店へ。この3人が集まると、むさ苦しいアラフォー男3人が3人共、

「ケーキセット」とか「パフェ」とか食べながら、「あーでもない、こーでもない」と長々と話し込んでいる

ので、きっと私達以外の周りのお客さん方から見たら、相当奇異に映ることだろう(笑)。


私達3人は、小学校の同級生だ。A君こそ結婚して子供もいるが、B君と私にその気配はない(苦笑)。

みんな失業・転職の経験があって、B君に至っては、何年かに一度は大病を患ったりもする。

だからかどうかは何とも言えないところだが、皆、生活観念は相当しっかりしている。


今日も散々いろんなことを話したあとで、やはり行き着くところは、「生活、経済そして政治」の話だった。

だけど、年金をもらう・もらわないの話には若すぎて、子育て支援の話にはまだ現実感がなく、

失業も転職の経験があるからちょっとやそっとの雇用不安とか給与カットにはビクともしなくなっていて

…という、ご時勢からするとなんとも「タイムリーでない」3人。


そんな私達なので、お互いがお互いのことや、自分自身のことを自虐的に笑うしかなくなって、


「まあ、周りがどう転んだって、自分のことは自分で面倒見るしかないで。人の責任にはできんやろ」

「政治家の大先生方やお役人さん方、お偉い大企業の社長さん方が俺らの面倒を見てくれるわけや

あるまいし、ちゃんとスモールプリント(※)読んで、人任せにせえへんようにするしかない」


って結論に行き着く。


皆さんがどう考えるかはわからないけれど、とどのつまりは、「自分で自分の身を守る」しかないの

だろう。そしてそういう意識を「サポート」するために行政があったり、政治があったり、はたまた

コンサルティングがあるんだと思う。


自分のこともままならない状況ではあるけれど、企業経営に限らずどんなことでもサポートできる

コンサルタントでいたいものだ…(いや、今のところはまだ「なりたい」と言うべきか)。



※スモールプリント…英語のSmall print、つまりは保険証券や契約書・旅行約款などの細かな説明書き

のこと。大抵は、条件が列記してあったり、免責事項が書かれたりしている。ここでは、私達は

行政・政党などの謳い文句もしくは企業広告の派手な宣伝の下に書かれた小さい字の説明のことを

皮肉って、そういう言い回しを使っている。


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