海で聴きたい曲か…何だろう? | Tadのブログ

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海で聴きたい歌BEST3 ブログネタ:海で聴きたい歌BEST3 参加中
本文はここから


このお題で、パッと思いつくのは次の3曲でしょうか。

ビーチタイム (TUBE)
ココモ (ビーチ・ボーイズ)
引き潮 (ライチャス・ブラザーズ)

<曲名のところをクリックしていただくと、YouTubeなどのリンクが別ウィンドウで立ち上がり、それぞれの
曲を聴いていただけるようにしていますので、是非聴いてみてください!>

では、この3曲をどうして選んだのかを、少し述べてみます。

まず「ビーチタイム」から。

「Tadの音楽の趣味からするとTUBEはちょっと違うんじゃない?」なんていう向きもあろうかと思います。
しかし私が高校・大学の頃は、バブルがそろそろはじける頃で、まだ割りと明るい雰囲気もありました。
TUBEもそういうバブリーな時代にマッチした音楽を作っていたように思いますし、私も流行り歌を
聴くことはあって、TUBEもよく聴いたものです。その中で一番好きだったのが、これ。
カンカン照りの浜辺の雰囲気が出ていると思いませんか?今でも、ごくまれにですが、聴きますよ。

次に、「ココモ」。

これまた高校生だか大学生のころ、トム・クルーズ主演の『カクテル』という映画があり、確かこの曲は
主題歌だったはず(?)。もともとビーチ・ボーイズは結構好きで、普段も割とよく聴いていますが、この
曲は、とりわけサンゴ礁の海のイメージが湧いてくるようで、好きです。サンゴ礁の海なんて行ったこと
もないんですが(苦笑)。

そして「引き潮」。

「何じゃ、このシブイ曲は」と思ったあなた、その通りなんですが、アメリカではきっと「超有名曲」だと思う
なあ、この曲。それは置いておいても、これを歌うライチャス・ブラザーズはきっと皆さまご存じのはず。
例えば、映画『ゴースト』の主題歌(?)「アンチェインド・メロディー」とか、『トップガン』でトム・クルーズ
扮するパイロットのマーベリックが、教官の女性を酒場で口説く時の歌「フラれた気持ち」などを歌って
いるのが、このライチャス・ブラザーズであります。
で、この「引き潮」は、私のイメージとしては、「夜の静かな波打ち際を女性と二人で歩いている」って感じ
でしょうか。この曲は、かなりの頻度で聴いていますよ。別に夏でなくても。

これら3曲は、どれも「ハッピーなシチュエーション」ですね。でも、これら以外に、これらよりも
「海で聴きたい」好きな曲があります。それは、

ドック・オブ・ザ・ベイ (オーティス・レディング)

これは、ひとりぼっちの時(というか「そういう精神状態の時」というほうが正確でしょうか)に
聴きたい曲です。上のリンクのYouTubeの映像では歌詞も入っていますので、英語がお好きな方は
是非、歌詞を追いかけながら聴いてください。

途中まで意訳してみると、

「僕は波止場にずっと座っている
 朝日の中も、夕闇が迫りくる時も
 船が入ってくるのをただ眺め、そしてまたそれが出て行くのを見ている

 僕は波止場にただ座っている
 押し寄せる潮を見ながら、引いて行く潮を見ながら
 そうして時間をつぶしている
 
 ジョージアの家を離れ、サンフランシスコ湾を目指した
 だって、特段生きる楽しみもないし
 何ひとつ自分の思うほうへは流れないみたいだし

 だから、僕は波止場にただ座っている
 引いて行く潮を見ながら、そうして時間をつぶしている…(後略)」


意訳の下手さ具合はご容赦ください。最後まで訳してみてもよかったのですが、まあ、感じはここまで
でも十分つかんでいただけるのではないかと思うので、ここまでにします。

とにかく「傷心の歌」っぽいなということはわかっていただけるでしょう。私にとっては、「海」に対する
イメージには、「ひとりきりになりたい時に行く場所」というのもあるのです。よって、この曲なんかは
そういう感じを代弁してくれているに思うので、いいかなあ、と。


でも、本当にひとりで海に行ったりします。なんかムシャクシャするようなことがあったり、とっても
孤独を感じさせるような出来事があったりしたら。そこで、この曲を聴いて、気持ちを取り直して、
現実に戻っていく、みたいな感じで。

この「ドック・オブ・ザ・ベイ」という曲が生まれた時代背景を考えれば、「自分なんかまだまだ取るに
足らんことで落ち込んではいないか?」って思えるのです。

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