最近は、何でもかんでもネットで調べれば済むご時世に
なりました。かく言う私も、ほとんどのことはネットで
調べて「ハイ終わり!」になってしまってます。
特にWikipedia。相当お世話になってます。
(退屈したら、本代わりに読んでることもあるくらい)
まずWikipediaでサラッと大筋をつかんでから、専門のサイトを
当たったり、本を読んだり、ということが多いです。
あと、外国語の翻訳機能のあるポータルサイトもよく使います。
オススメはライブドア翻訳 。フランス語やドイツ語・スペイン語が
あるのが大変助かります。このサイトのおかげで、日本では
廃盤になってしまったモーツァルトのCDをAmazon.de
(ドイツのアマゾン)から買えた!
しかし、そんなネット依存のこの時代でも、結構長く使い続けて
左から、
①旺文社『エポック和英辞典』
②オックスフォード大学出版局『The Oxford Colour Dictionary』
③研究社『新英和中辞典』
④三省堂『コンサイス人名辞典 外国編』
の4冊です。
情報量の多い少ないってことよりも(というか、実際にそうなのか
調べたこともない)、これらは、やはり安心して使えるのです。
つきあい長いだし、前にその辞書に当たった時のことを思い出し
たりしますので、自分の進歩具合が知れたりもします。
なぜ、辞書の話になったかというと、今日、本を読んでいて、
その中にとある英単語が出てきました。別に難しくもなんともない
単語ですけれど、それを英語ではどう説明しているのか
知りたくて、②の辞書をパッと手に取ったのが発端です。
で、この中でもっとも古いのは④の『人名辞典』でしょう。1976年
の発行になってます。自分で買ったのではなく、親の本棚から
借りっ放し、というか勝手に自分のところに持ってきて使って
ます(親はほとんど使ってなかった。またこの辞典には
『日本編』もあってそちらもよく使う)。
TVの歴史番組を見ていて、「誰やそれ」と思ったら、この辞典の
出番です。
次に古いのが、③『新英和中辞典』(1985年刊)。これも家に
あったやつを勝手に使わせてもらってそのまま今に至ります。
この辞書は大学受験も、協力隊も、アイルランド・英国在住
時代も一緒に過ごした戦友みたいなものです。
3番目は、①『エポック和英辞典』。これは確か協力隊の訓練
時代に一緒に英語を学習してた仲間が使ってたのを見せて
もらって、使いやすかったので、買ったもの。だからこれも
ブータン・アイルランド・英国とお供してもらってます。
最新は②『The Oxford Colour Dictionary』。
要するに「英英辞典」です。これは1998年にアイルランドで
買ったもの。見出し語が青字で書かれていて見やすい。
英英辞典のいいところは、外国の方に見せて双方向に意味が
通じること。当たり前ですが(笑)。
よく現地の友達に、「お前の言ってる意味がわからん」と言うと、
"Take your dictionary.(お前のその辞書を引いてみろ)"
と言われて、幾度となくこの辞書を引いたものです。
おかげで、指が当たるところがすごく汚れてます(下の写真)。
済みません、あんまりきれいなものじゃなくて。
英語がたどたどしかった頃の記憶とともに…。
これを読んでくださっている皆さんには、どうしても本の
状態でないと使いにくい、とかいうような辞書・辞典の類は
ありますでしょうか?
是非コメントをください!