このブログの5月12日付で「仕事の依頼があった」と書きました。
(その記事はコチラ↓)
http://ameblo.jp/shindan-shi-tad/day-20090512.html
それで、本日その仕事をしてきましたので、そのことを書きます。
<12日の本ブログより抜粋>
青年海外協力隊の体験談を学校の授業の中ででお話しする、
「出前講座」なるものがあり、その講師を務めることになった、ということ
です。実際に高校の教壇に立って、高校生を前に約2時間話をします。
というものです。
依頼者は、K府K市の公立高校です。2年生の総合学習の時間で
「国際協力について」というお題で90分の講演をしました。
(ギャラは…規定、とだけ言っておきます)
1クラス35人の高校生が相手です。如何に難解な言葉を使わずに
しかも開発途上国の姿やそこでの国際協力活動を思い浮かべて
もらえるか、という結構大変な作業でした。
まず、自己紹介。
そして、どういう想いで協力隊に参加し、現地で何をし、どう感じ、
帰国後日本を見て何を思い、その後どうしているのか、などの説明。
次に、 ブータンのことについて説明。高校生も事前学習はしてくれて
います。
これらは、もちろんパワポを使いながら講演していくのですが、私が
活動していた十数年前はまだ普通のカメラの時代。なので赴任して
いたブータンの写真は少しはスキャナで取り込んであるけれど、
テーマに合わせた写真がなかなか用意しにくい。
(スキャナ買わないとイカン)
代わりに、ブータンのことが取り上げられている映画を使って、
彼の地の町並み・人々の服装などなど説明しました。
使った映画とは、"The Other Final"(もう一つの決勝戦)。
こちら↓からサンプル映像が見られます。但し英語サイトのみかも。
で、今回の講演の締めの言葉は、
「『国際協力』といっても難しく考えることはない、今すぐでもできる
ことはある」
「自分の都合、日本の都合だけでなく、みんなにとって良いことは
何なのか考えて行動しよう」
の2点としました。高校生たちが自身の将来を考えるきっかけになれば・・・
という思いでそう話しました。彼らから感想をまだ聞いてないので、
私の話をどう受け止めたかはわかりません。また、まだ身につまされた
ものがないですから、私の言いたいこと自体が彼らには「???」かも
しれません。何かしらのヒントくらいにはなってるだろうと、願ってはいます。
以上です。
もし、このJICAの出前講座なるものが何ぞや?と思われる方は、
コチラ↓をご参照下さい。
http://www.jica.go.jp/osaka/enterprise/kaihatsu/demae/index.html