こんにちは、中長M1の横山昇太郎です。

1週間に2個のブログを作成するのはいつぶりでしょうか。

 

執行学年を終え、大学院生になり、部活動集合などに義務感が無くなったことが良い方向にも悪い方向にも向いている気がします。

 

本学年の執行学年の皆さんは全学ブログや中長ブログを上級生にも分担していますが、これはすごく良い取り組みだと思います。

 

執行学年を終えても上級生がブログを書き、大学での出来事や自身の経験を下級生や新潟大学を目指す高校生に伝えることが我々の役割なのかなとも感じます。

 

これはブログについてのみ言える事ではなく、飲み会や合宿などの部活動行事にも言える事ですね。

 

そんな考えが深まった、先日の3泊4日の東京合宿について今回はブログを書こうと思います。

 

この合宿は普段からお世話になっている

大隈広貴 (旧名: 広基) さん (写真上部中央)』


そのほかに大隈さんのツテでゲストとしてご参加いただいた『武井隆次さん(写真下部中央)』『武井康真さん(写真下部左側)』のご指導の下行われました。

 

 

先日の箱根駅伝の合間に放送されたCMにて69回大会の代表として武井隆次さんのお写真が掲載されていました。参考:↓



私は不本意ながら合宿の4日前に怪我をし、一切走れない状態で合宿に参加をしました。



その中でたくさんのことを学び、今後自分がどうなりたいのかを考え直すきっかけとなりました。

 

その中でも大きく3点について考える事ができました。

 

 

  1.学生陸上で自分はどうなりたいのか

合宿に参加する前、私の春の予定は以下のようになっていました。

 

  • 2月末にフルマラソン出走、北信越記録更新を目指す
  • 3月末にハーフマラソン出走、65分きりの新潟大学記録を目指す
  • 4月末に10000mを出走、29分台に突入する
  • 北信越ICで10000m優勝する

 

目指せる目標だと思っていましたし、すべてを成し得ることができるための努力をしようと思っていました。


 冷静に考えてみましょう。



・2月末のフルマラソン(初)のダメージは今後に響かないのか?

 

・フルマラソンで好タイムを出すことが、学生陸上の何につながるのだろうか?

 

・上記レースはすべて100%に近い出力です。それを3か月続けた結果、予選会のパフォーマンスはどうなるのか?

 



言わずもがなですね。。。

 

それを大隈さんや、武井さんご兄弟、部員とお話をすることで考えを整理することができました。

 

その考えを整理する中で、「ピーキング」という知れ渡ったものでありながら、曖昧なものについて武井さんにご説明していただきました。

 

  2.ピーキングについて

 

私の昨年のレースは、100点が3回、その他のほとんどが80点でした。

 

具体的に100点のレースは何だったのだろうか


  • 4月の雹が降る猛吹雪の中初30分台
  • 27大10000m翌日の十日町10000mで30:38のPB
  • 3泊4日の大隈さんサシ合宿から中5日後の新潟県縦断駅伝においてPBより速い10km通過で区間新記録更新 

自他ともに認める素晴らしいレースでした。

 


さてその後について


  • 4月の1か月後の北信越ICで大撃沈、その後怪我をし予選会でも不完全燃焼
  • 十日町、県縦断後の全日本大学駅伝で実力を出せず

 

春北、予選会、全日本大学駅伝と重要な大会で80点以下の成績しか残せていません。

 

レースに向かう調整方法ばかりに気がとられていましたが、そうではなくもっと長いスパンで考えなければいけませんでした。

 

ラストイヤーは大切なレースに100点を持ってこれる選手になりたいです。

 

そんな話を合宿帰りに寄ったラーメン屋さんで、新奥君と話していました。

 

その流れで、僕たち上級生の役割って何だろうねと深い話に繋がりました。

 

  3.我々の役割

 

私は執行学年が終わってから、学業を優先するという名目で夕方の学校での部活動集合にはほとんど参加していません。

 

その代わり、朝練集合とポイント練習には基本的に参加しています(今は怪我を治すために休んでいます)。

 

部活動集合に行かないことについて自分の中のメリット、デメリットがあります。


メリット


①     実験時間を自由に組むことができる

私はヒト実験をしているので、被験者のスケジュールに合わせて実験を組み替えます。

部活動集合について考えずにスケジュールを組むことができるとすごく楽です。

もちろん帰宅後20:00以降とかに走りますよ!

 

②     練習前後の時間を節約できる

家スタート、家ゴールだとその前後の雑談や、着替えの時間を省略できます。

 

 


デメリット


①     生活にメリハリがつかない

どうしても作業に没頭してしまい、遅くまで学校に残ってしまいます。

別に翌日に回せる仕事も、最後までやりたくなってしまうのは皆さんもわかると思います。

そうすることで遅くに家に帰り、20:00頃に走る羽目になります。

 

②     部員との雑談がなくなる。

メリットの裏返しですね。

長距離とは朝練やポイントでアホなくらい話しています。集合前のちょっとした会話で仲良くなることは多々あります。

そのチャンスをのがしているなと、、、。

 

③     補強不足

長距離はポイント以外の夕方練では必ず補強をしてから練習に取り組みます。

正直執行が終わってから補強をする機会が1/10ほどになりました。最悪です。ここが一番最悪です。

 



ここで、我々の役割について話を戻しますが、特に自分は部活動の精神的支柱でありつづけるという役割があると感じています。


それは部員からも常々評価してもらえているし、自分が記録以上に部活動に貢献できる材料だと思うからです。

 

新奥には新奥の役割があるよねとお話ししました。ごめんよく覚えてないや。

 

ということで

横山、月水の集合はなるべく参加します!

 

理由はメリットで得られるものより、デメリットで失うもののほうが大きいと感じたから。あとは自分の役割を全うしたいから。です。

 

  おわりに

 

合宿では上記3点以外にもたくさんのことを学ぶ機会となりました。

 

ほとんど走れませんでしたが、誰よりも大隈さんをはじめとする箱根駅伝史上のレジェントと呼べる方々とお話をすることができました。

 

これはひょっとしたら、僕が皆と走れたよりも高いトレーニング効果があったかもしれません。そんなことは誰にも分かりません。

 

自分が今立たされた状況で一番良い選択肢とそのメリットを発掘し、そこに意味を見出し続けることが一番大切だと感じています。

 

私が聞いた話、経験したことを態度と結果で伝えていくために、今後も陸上競技、そして部活動に励みます。

 

 

最後になりますが、

受験生の皆さん共通テストお疲れ様でした。

 

全日本に憧れ、新大を目指してくれている受験生もこのブログをみているかもしれません。

 

自分もそのうちの一人でした。

 

自分が何を目指しているのか、なぜそれを目指すようになったのか、そこがはっきりしていれば自ずとそこへ向かう努力にも性が入ると思います。

 

皆さんと共に全日本大学駅伝の北信越増枠を目指せることを心待ちにしています。

 


 拙い文章ではありましたが、ご精読いただきありがとうございました。