はじめに
入学前ブランクという概念をなくす
当時はまだ2月頃だったでしょうか。
11月まで部活をやっていた僕でしたが、そこから受験勉強があるため仕方なく一時トレーニングを休止、
その3ヶ月後に受験がまだ終わっていないのに走り出しました。(勉強しろ...)
10キロ走りました。
ところが、次の日から筋肉痛がひどく、1週間は走れませんでした。
そんなかんじのことを繰り返し、とりあえずは10キロのjogを難なくこなせるようにはなりました。
この時期に考えていたこととしては、
まず、高校最後のレース(都駅伝)で大やらかしをしてしまい、長い距離に対応しうる土台の必要性というのを大いに感じていたということ、
それから、大学の陸上部に入った際にブランクのない状態にしておくことです。
(まあまだ受かってすらいないのですが...)
先ほども述べたように、この時から新潟大学陸上部の情報を漁りまくっていたので、先輩方の記録とかもある程度把握していました。
サイバースペースという選手一人一人の情報が載っているところを初めて見たときは、
「は?なんだこの部活、(14分台、)15分台しかいないじゃん...」
と、思いました。
しかし、徐々に16分台で入部している先輩も多くいらっしゃるということがわかってきました。
それと同時に多くの先輩が大学入学後にそれだけ記録を伸ばしているのかということもわかってきました。
とはいえ、周りが格上ばかりになることは容易に想像できたので、とにかくスタートダッシュを完璧にキメることを目指し、走っていました。
4月そんなことはなかった
なんやかんやあって新潟大学に入学し、(実は追加合格者であったことは内緒ですが...)早速4月6日に陸上部に凸りました。
(その前日にインスタグラムライブでオンライン部活紹介みたいなのがあり、そちらにも参戦しました。)
最初のメニューは70分jogで、いろんな先輩が話しかけてくださり、めちゃめちゃ感じが良かったです。
練習後にどんぶりブッチャーに行きました。(4月6日)
その後は、jogで土台を作りつつ、ペース走を行うまでに至りました。
しかし、この時期の1年生はそれぞれの状態に合わせた練習を組むことができて、しばらく走っていなかった選手はしばらくjogを積んでから強度の高い練習に移るといった感じだったから、高校の部活を引退してから全く走ってなくても何ら問題ありませんでした。
また、朝練に関しても、慣れるまではFREEで最初から無理して参加する必要はありません。
5月全盛期到来
5月に入ると、ペースを上げたペース走や、インターバル練習にも取り組むようになりました。
最初のインターバル系の練習では、1000m7本を3:20でやるといったものでした。
リカバリーが200mのjogを60秒といったもので、正直高校時代にこの練習ができたかといわれると微妙なところでした。
しかし、実際にやってみると意外にも余裕を持ってこなすことができました。
大学に入ってからは、とにかくjogの量が増え、それまで月間200kmにも満たなかった走行距離がこの4月、5月は1か月で500kmくらい走るようになり、その結果、土台を強くすることができたのかと思います。(その後距離厨に覚醒した模様...)
また、5月後半には合宿があり、ここでより強度な高い練習に取り組めたことで、その時の自分の力を改めて確認することができました。
(あと単純にクッソ楽しかった。)
今思えばこの時が僕の全盛期だったのかと思います。
6月予選会TT
6月に全日本大学駅伝の予選会に出場する選手の選考のためのTT(タイムトライアル)がございました。
僕ら1年坊主は先輩方と同じく10000mを走ってもよかったし、5000mまででもよくて、僕は結構迷いましたが、自分がどれだけ成長したのかを試したかったので、高校でも走っていた5000mにしました。
スタートしてから10000mを走る先輩達のペースについていき、ラストで少しだけ上げてゴールしました。
結果は16分台2秒
今までに走ったことのないペースでしたが、意外とまだ少し余力が残っていた状態でゴールしたので、言い訳になりますがもう少し早くスパートを切っていれば15分台に乗せることもできたのかなと思いました。
とはいえ、高校ベストが16分45秒だった身としては大きく成長したことを実感できました。
こうして、僕は1年エースの座をゆるぎないものとしました。(とはいえ、先輩達の足元にも及びませんが...)
最後に
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