Chieさんへのメッセージ 1,552 追想 Tokio | シンノスケのブログ

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最近は、フィクションで女の子とペットのインコやウサギの話を綴っています。尺八とフルートの練習の様子なんかも書いています。

Chieさん、

京都旅行から帰って既に1週間が過ぎました。早いものです。6月になったと思ったら、もう早くも8日。この勢いで時間がどんどん経って行ってしまうと思うと、とてもプレッシャーを感じます。

さて、今日土曜日はいつものCarlosとのスペイン語で始まりました。

今日は少し事前準備していたんだけど、でも、ちょっと今回は準備不足を感じました。でも、これを続けることはとても大切だと思っているので、ちょっとお金がかかるのは痛いのだけど、頑張ろうと思っています。

そのCarlosとのレッスンが終わって、今日はようやく家の掃除をしましたよ。何しろ先週末は京都旅行で、家の掃除が出来なかったので、この1週間、家の中の埃や塵が気になって仕方がありませんでした。家の年寄りは全く気にかけないので、掃除をしないと日々埃がたまる一方だったのです。

でも、残念ながら今週は結構仕事が忙しく、朝早く出かけて、遅い時間に家に戻るともう掃除をする気力はありません。毎回帰宅するたびに目に付く塵にイライラしながらも、じっと目をつぶり、ようやく土曜日がやってきたと言うわけで、Carlosとのレッスンが終わると早速掃除にかかりました。

そして、掃除をしながら、ふと貴方のアパートの部屋のことを思い出したのです。

僕は特別家の中の掃除に熱心な方でもありませんが、流石に埃や塵が目につくようになると、気になって仕方がありません。でも、貴方は不思議と塵の中の部屋で生活していて、どうもそれを気にもしていないようでしたよね。

なぜそう思ったかと言うと、床はカーペットや床自体が見えなくなっているほど、塵が溜まっているのに、全く掃除をしようとしませんでしたよね。その上、鼻をかんだティッシュをポイと床に捨てたのを見たときは、流石の僕も目を見張りましたよ。それはないだろうと思ったので、それを拾って、ゴミ箱に捨て直した時もありましたよね。覚えていないかも知れないけれど。

そして、もちろん忘れもしないのは、中目黒のアパートから祐天寺に引越しをした時のことです。

貴方は、自分の部屋の中を見せないようにしていたけれど、引越し荷物を大方軽トラに乗せ終わり。ほぼ最後の荷物を出そうかと言う時、貴方が塵が床に散らかった部屋の中で悪戦苦闘していたのを見てしまいました。貴方も諦めて、僕がその部屋に入ることを許可したけれど、あれは本当に信じられない光景でしたね。

塵の中で半べそかいていた貴方の事は忘れようにも忘れられない光景です。

さて、そんな貴方もその後赤羽に引越しして、今はどこでどうしているのかも分からないけれど、自分の部屋の中の掃除はしているのかな。。。そう言えば、祐天寺に引越しした後、一緒に掃除機を買いに行ったよね。あれで少しは掃除をする気になったかなと思っていたけれど、果たして今貴方の部屋の中はどうなっているでしょうね?!

ちょっと今日は家の掃除をしながら、そんなことを思い出して、懐かしい気分になっています。
そして、そんな掃除嫌いの貴方を好きになった僕はなんだったのでしょう。それでも、貴方を嫌いになる事はなかったのは、何故なんでしょうね?不思議といえば不思議な感じですよね。