ROTEL RP850 その⑩ セールスポイントについて | しんのすけのオーディオ部屋

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こんにちは(^_-)-☆  しんのすけです

 

 

 

 

ほぼメンテナンスが完了しましたので、あらためましてROTEL RP850プレーヤーのセールスポイントを説明します。

 

23歳の頃にROTELのプリとパワーアンプであるRC870とRB870を買った時に、購入せずにずっと頭の片隅に残っていた製品です。

当時はPL-50Lを使っていたので、あえて格下のこれを買う理由も無かったのでした。

 

 

【入手時】

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【整備後】

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【整備内容】

ベルト交換、回転数調整、分解清掃&各部増し締め、モータダンプゴム確認、アームベアリング調整、カートリッジ交換(AT-150E)、外観補修&クリーニング

 

 

 

 

【カタログ】

RP850.jpg

国内販売は積極的にやる気無しのため、国内総合カタログの最後に小さく掲載されていただけです。

● STEREO-EMPFEHLUNG誌 1985年受賞  ● WHAT HI-FI?誌 1986年受賞

海外ではそれなりの評価を得ていました。

 

 

推測ですが、カタログの文章はローテル商事の社長だった進藤さんだと思います。

いつもカタログには以下の挨拶文が記載されていました。

 

進藤さん

 

 

 

【諸元】

RP850諸元

 

 

 

 

【徹底した高音質主義がつくりあげたベルトドライブプレーヤー】

 

このジャケットサイズより少し大きい程度の小さなボディですが、質量は10.7Kgあり非常に強固なキャビネットです。2.9ミリの厚い鉄板を良質のパーチクルボードでサンドイッチし、多くのねじで締めあげて固定しています。カタログにはビス1本にまで気を配ったとの記載があります。

この様に異種材を組合せることで共振点を分割し、なおかつ最小限の容積にして剛性をあげることで共振を防いでいます。

 

 

 

【オーナーズ・マニュアル】(COPY)

 

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【ターンテーブル】

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ターンテーブルはアルミダイキャスト製で質量は1.5Kgです。小型プレーヤーなので重量級の物は採用されていません。

 

 

 

【モーター】

 

モーターにはフジヤオーディオ製の4極ヒステリシス・シンクロナスモーターが採用されています。

回転数の変更は手動によるベルトの掛け替えで、切替機構は採用していません。

 

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【アーム】

 

アームは今は亡きJELCO製(市川宝石株式会社)のストレート・アームが採用されています。

 

 

 

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SA-250STに少しデザインは似ていますが、こちらは廉価プレーヤーの付属品ですのでそれなりに安く出来ております。

アーム自体はかなり軽量ですので共振の問題は多少あるかもしれません。

 

 

 

 

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純正カートリッジはオーディオテクニカ製AT110Eですが、同系列のAT150Eを装着しました。

 

 

 

 

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ベアリングにガタがありましたので調整しました。

 

 

 

 

下記が似ているSA-250STですが、構造が全く違います。

 

ELCO SA250-ST

※参考 JELCO SA-250ST TONEARM

 

 

 

JELCO SA-250ST

 

 

 

以上です。

 

次回はいよいよ音を聴いて頂こうかな(=^・^=)