こんにちは(^_-)-☆ しんのすけです
型式認定不正の第3弾(ダイハツを入れると4つ目)。今度はホンダの不正発表です。
他社の記事:
・ダイハツ
・マツダ
・トヨタ
もう、ここまで来ると各社の報告の違いは、どこまで調査を行ったか、どこまで報告内容を濁していないか、どれだけ言訳っぽい事を盛り込むか、はっきり言ってしまえばどこまで正直に報告しているかの違いでしか無いように思えて来る。
経緯は国土交通省から1月26日に 実態調査の指示を受けたため調査を行った。調査は継続中
測定結果と試験成績書の差異を確認。聴き取りを行ったとは言っていないのがダイハツ、トヨタ、マツダと大きく異なっている。
そのため、軽微なものしか見つかっていないとも思える。
不正としては4つで、いずれも試験条件の不備と虚偽記載とのこと。
【不正内容】
①騒音試験・・試験車両の荷重が定常試験時に規定より重かった。また、加速の場合に軽かった。
22車種が該当
②最高出力、定格出力・・同一諸元のエンジンの値に書き換えた
8車種23型式
③最大出力試験・・オルタネーターを搭載しない状態で試験し、相当の負荷値をさし引いた
個人的な感想としては、どの会社も似たり寄ったりの認証不正の様に思う。
特にホンダの報告は嘘っぽい。
なお、スズキ(株)については、1件のみでプレスリリースだけの報告だった。
「2014年9月のアルト(貨物仕様)(ABS無)の型式申請の際に提出した「トラック及びバスの制動装置の試験記録及び成績(TRIAS 12-J010-01-付表)」において、フェード試験※の停止距離を、実際の試験で測定した停止距離より短く記載していました。」
という。
これもかなり怪しい内容である。
正直な順に
ダイハツ>マツダ>トヨタ>ホンダ>スズキ?
の様に感じた。
ダイハツとすれば、各社同じようなことをしていて一番先にやり玉に挙げられてハズレくじを引いたと思っているだろう。企業としての損失は膨大だったと思う。
一方、今回報告した3社は「ダイハツのお陰で、とんだトバッチリだ」と内心思っているに違いない。
メーカーサイト👇
四輪車の型式指定申請における不適切事案の判明について