こんにちは(^_-)-☆ しんのすけです
珈琲に入れるミルクの事を関東では「ミルク」関西では「フレッシュ」と言うらしいです。
確かに一般には関東で「フレッシュ」はお馴染みではないでしょう。
でも、ここに書かれている、
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厳密にいうと「ミルク」は動物性油脂の商品であり、コーヒーフレッシュは、植物性油脂を乳化させて作ったものなので、本来は「ミルクではない」と定義されています。
関西で「フレッシュ」と呼ばれているのは、製造メーカー「メロディアン」が「コーヒーフレッシュ」という言葉を関西に広めたから
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というのは、わたしにとってはかなり違和感があります。
関西でフレッシュと呼ばれている理由が「メロディアン」なのか? 違うでしょ。
と思って調べてみたら・・・
「メロディアン」の広報担当者にインタビューしたという記事を見つけました。
そりゃあ、メーカーの広報に聞けばそうなるでしょうよ(笑)
確かにTVコマーシャルをやっていた様なので、一般消費者への影響は大きかったと思われます。
それに、この記事にも書いてある。
「当時、関西では喫茶店でコーヒーに入れる生クリームのことを「フレッシュ」と呼んでいて・・・
これは、関西だけでなく全国的にですよ!
半世紀以上前から珈琲業界では珈琲に入れるミルクの事を「フレッシュ」と呼んでおり、もちろん乳製品でした。
もう少し詳しくいえば、珈琲に入れるものを「フレッシュ」、ホイップクリームにするものを「フレッシュヘビー」と呼んでいます。「フレッシュ」は乳脂肪分35%前後、「フレッシュヘビー」は乳脂肪分42%~47%ぐらいだと思います。
務めていた店では、極稀ですが「フレッシュ」を切らした場合は「フレッシュヘビー」を出していました。
確か、逆に「フレッシュヘビー」を切らした時は「フレッシュ」でもホイップクリームになったと記憶しています。要は乳製品であり乳脂肪分は高かったということです。
もちろん、全店が良質なものを使用していたわけではなく、いわゆる「まともなお店」での話しです。しかし、ルノアールあたりでもさらさらの水みたいなものは使っていませんでしたし、もちろん動物性のものです。
今でも森永乳業さん他はこの名称で「生クリーム」として販売しています。
左がいわゆる「コーヒーフレッシュ」、右が「フレッシュヘビー」
なお、「コーヒーフレッシュ」は乳脂肪分20%台のものから、ラインナップがあったと思います。
それでは何故生クリームを使わず、植物性油脂製品になってしまったのか?
それはひとえに、メーカーの営業戦略のうまさと日持ちするので保存性が良いこと。それに、何よりも消費者がそれで満足して買ったこと、喫茶店までがコストと手間を省くために「偽物」を使ったことによるのでしょう。
昔は乳製品のフレッシュをピッチャーに入れて出すのが普通でした。
大体、植物性油脂に乳化剤を加えて、さらに化学調味料やら保存料をいれたものが「フレッシュ」ではないでしょう。「フレッシュ」とは新鮮という意味です。
最初は「クリープ」で粉でした。と思ったら・・・
「クリープを入れないコーヒーなんて」はこれしか見つかりませんでした
あらら、クリープは乳製品なんです。「牛乳成分以外のものは使っていません」の表記がありました。
なので、「クリープ」は犯人ではありません。疑ってすみませんでした。
それじゃ、犯人は誰なんだ!
「メロディアン」なのか?
う~ん、これは見た記憶があまりないから、やはり関西圏限定ですね。
でも、メロディアン★ミニ、メロディアン★ミニ~♬の連呼は覚えがあります。少しは関東圏でも放送されていたのでしょう。
関東圏でお馴染みなのはめいらくグループの「スジャータ」でしょう。
日本初のポーションタイプと書いてあります。
お馴染みのCM
その他の犯人たちを列挙します
液体タイプではハクション大魔王の壷みたいなコレ
・ネスレ日本(商品名「クレマトップ」
・味の素AGF(商品名「マリーム ポーションタイプ」)
・雪印メグミルク(商品名「メグミルククリーミィリッチ」)
・明治(商品名「明治ベターハーフ」)
・森永乳業(商品名「クリープポーション」)(今は無い)
というところでしょう。
皆様も植物性油脂ではなく乳製品の「フレッシュ」を入れて珈琲を飲んでみてください。わたしが拘っている理由を分かって頂けると思います。
当ブログの関連記事:
タカナシのフレッシュクリーム47 - しんのすけの音楽とオーディオとカートリッジ (fc2.com)
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など・・・