リマスターCDは音質がよいのか? 音声波形で比較してみた | しんのすけのオーディオ部屋

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こんにちは(^_-)-☆  しんのすけです

 

 

 

例のアナログレコードとリマスターCDとの音質比較ですが、

 

 

 

ブロ友さんがオリジナル盤の波形を比較をしていたので、同じようにやってみました。

 

岩崎宏美のアルバム「I Won't Break Your Heart」オリジナル発売日:1984年04月21日 ビクター
上段LR波形:タワーレコード限定/完全限定盤 SACDハイブリッド盤

下段LR波形オリジナル盤LP: SJX-30226

 

 

岩崎宏美 波形

 

あらら、随分違いますね。

 

 

ちょっと拡大してみると、

 

岩崎宏美 拡大

中央の青い部分が リマスターは明らかに太いですよ。

小さい音も大きくなっている? 圧縮されている?

 

それに、ピーク部分のひげが全部揃っています。

リミッターが掛かっている?

 

これじゃぁ駄目なんじゃないのかな。わたしの録音レベルが高いのもありますが、そんなにレベルオーバーで録ったつもりじゃないのでねぇ・・・

 

 

ブロ友さんが撮ったオリジナル盤の波形を下に並べてみると、

 

上から(各LR)

・タワーレコード限定/完全限定盤 SACDハイブリッド盤

・オリジナル盤LPレコード SJX-30226

・オリジナル盤CD VDR-19 (Audioprojectさん)

・オリジナル盤LPレコード SJX-30226(Audioprojectさん)

 

岩崎宏美 波形 全部

明らかに一番上のリマスターCDだけ異質です。

 

 

寄せられた意見としては、

・リマスターCDは電子ドラムの音が大きく耳障りである

・ベースの音はリマスターCDの方が大きい

などでした。

 

なお、録音はピークで合わせたが結果としてリマスターCDの方が音量が大きかったので、ヒヤリングでリマスターCDの方を1.5dB下げました。(それでも、聴感上はCDの方が少し大きく聴こえる)

 

音声波形からは上記通りの結果。

 

 

よって個人的な嗜好ですが、個人的にはオリジナル盤の方に軍配を上げます。

この辺は好みの問題もありますので、断定的なことは言えません。

 

波形で観てこれだけ圧縮されていて、リミッターが掛かった音源でも、意外と極端には違和感を感じないことが分かりました。なので、聴感上違和感のある音源を観たら、かなり酷い事になっているのではと推測できます。

 

 

試しに先日題材にしました岩崎宏美「許さない」の冒頭部分の波形を見てみました。

 

 

許さない 波形

 

さびの部分で団子になっていますが、ピークは揃っていないのでリミッターは掛かっていないのか?

 

その辺は知識が無いので良く分かりませんが、いろいろな「手法」があるのでしょう。

 

個人的にはあまり「手法」は使わずに、元の音を大切にして欲しいと思います。

 

 

以上