港北ネットワークサービス(株)が廃業 | しんのすけのオーディオ部屋

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こんにちは(^_-)-☆  しんのすけです

 
 
「conclusion」でブランド展開し、昨年もクラウドファンディングでデジタルFMチューナーを開発・販売等行っていた港北ネットワークサービス(株)が業務を終了していました。
 
 
港北 fmチューナー
 
 
同社ホームページを見ると、以前あった会社説明や製品紹介は削除されて下記の案内文だけになっていました。
 
 
港北ネットワークサービス(株)業務終了
 
 
 

【クラウドファンディングの説明文】

港北ネットワークサービスは、元々大手メーカーの開発サポートや研究を主な業務としてスタートした会社でした。

マランツやNECでアンプの開発に携わり、あのA-10シリーズの開発に携わった萩原由久氏の加入により、オーディオ関連業務を手掛けるようになり、雑誌「ステレオ時代」とのコラボ・プロジェクトである、A-10のエッセンスを盛り込んだA-10SGや、その真空管ハイブリッドアンプ、A-10SG TUBEを製品化。

 

 

A-10SG TUBE

A-10SG TUBE2

※写真:A-10SG TUBE

 

 

さらにかつてサンスイやNECでチューナー開発を手掛けた技術者により、自社ブランドのFMチューナーやミュージックバードのチューナーを開発・販売も行うようになりました。

こうしたアナログオーディオに関する技術と、もともと得意としていたデジタルの技術を融合させて完成したC-FTシリーズは昨年のクラウドファンディングでも成功を収め、その際に集まったユーザーの声を元に今回、よりシンプルなフルデジタルFMチューナーを開発しました。
 
 
A-10SG TUBEのがありました👇
 
 
 
 
 
 
なお、わたしの記憶ではパソコンや電話の修理・販売でスタートした会社ではないかと思います。(もしかしたらNEC絡みか?)NEC絡みではPC周辺機器をやっていたオーセンティックが想い出されます。
NECに居た萩原由久氏が参加されて雑誌「ステレオ時代」とのコラボ・プロジェクトから事を発した「A-10」の名を付けた廉価アンプなどを作っていましたが、以前観た動画では本意ではない様な言いづらそうな口調でした。
また、チューナーをやった方はお名前は失念しましたが、比較的お若い方と記憶しております。
この方が来てから、ミュージックバードのチューナー等を始めた様です。
 
港北ミュージックバードチューナー
 
 
その他、アンプやCDプレーヤー他かなりの製品ラインナップでした。ルビジウム・マスタークロックなんかも出していまして、動画で自慢げに使っている人を観たことがあります。
 
 
 
コンクルージョンマスタークロック
筐体やパネルは共通化を図って、コスト低減の努力は認められましたが、内部基板を見ると買って来た基板を組合せたものにちょっと手を加えたという部分も伺えました。
クラウドファンディングのFMチューナーも、内部基板がRCAコードで結線されたりしていました。
 
 
 
登録者43人のYouTubeはこちらになります👇
 
 
 
 
 
 
福田雅光さんまで駆り出されていました( ^ω^)・・・
 
 
 
 
 
やはり、クラウドファンディングでないと開発資金が調達できないという、オーディオガレージメーカーの存続はさらに難しくなっている様です。参加された方に被害が及ばないことを望みます。
 
なお、販売済み製品のサービスはまだ用意が整っていないとの事でメールアドレスのみの提示となっています。
 
以上です