それで、今回の入手品はT211-Sという物。詳細は良く分かりません。
到着時の様子からレポートします。
着弾!
御開帳
エンパイアの様なスタイラスガードが特徴です。
かなり黄ばんでいるので、外してクリーニングしました。
清掃前
だいぶ、元の色になって来ました。
シャルもリード線もクリーニングしました。
SONYのシェルは、なかなかしっかりしているもので悪くないです。
リード線もはんだ付けタイプなので、利用しました。
それで、完成品は
こんな感じです。
針は接合の丸針と思われます。
早速、試聴してみました。
レコードとのクリアランスは少なめです。でも、ダンパーがヘタっている訳ではない感じです。
コンプライアンスも意外と高く感じられます。感覚的には20×10-6cm/dyne前後かな。
なので、針圧は1.5gで使いました。
音質的には普及帯の廉価品によくある感じで、ナローレンジではありますね。拙宅の現機材では、高域の繊細さはなく、伸びてはいません。典型的な安価な丸針の音という印象です。
T211-Sという型番からも、数字が若いので初期の物か?最廉価の物かとも予測できますが、
それにしては、スタイラスガードとか一応凝っているのは何故だろうとは思います。
エンパイアの交換針を流用したのか?









