久々に、まともなオーディオの話題です。
マッキンC29の接点がダメダメで、もうまともに聴けない状態になりました。
リバースにしたりして、騙しだまし使っても無駄。接点がダメなのだから、どこのポジションも基本的にダメでしょう。
その他、インプットセレクターSWも駄目。トーンコントロールも駄目。まともに定位しませんし、聴いている途中で、片側に寄ります(笑)
このアンプは、トーンコントロールからラウドネスまで、全部の回路を通過しており、デフィート出来ないのが致命的なのです。
なので、ROTELのRC-870に差し替えします。
このアンプは、1985年か86年に購入したもの。C29よりも製造年度は新しいので、少しは劣化が少ないと思われます。
まず、N-50を繋いで状態を確認したところ、なんかすごくいい音なんだよねぇ(^^)/
インプットセレクターに接点不良あり。これで、開封前の状態確認はおしまい。
整備前の写真を忘れました(笑)
カバーを開けました。
内部の全景。ほぼクリーニング後です。
樹脂コネクターは一つも使っていません。さすが、ストレート・スルーの設計思想かな(^^)/
多分、同社の最後のMADE IN JAPANの時代だと思います。
素人目には、線の結束方法とか、オカシイと思えるところはありませんでした。
基板の固定ネジは、少し緩んでいましたが、その他部分の緩みはありませんでした。
電源部。

特注のトランスなのか? カバーが剥がれないので、めくったダケ。
ヘッドホンアンプかな。TRIOのICか。
ヘッドホンを挿すと、リレーが動いていました。
フォノイコライザー。
右がMC、左がMM。よくよく考えると、シンプル回路で良いのではないかなぁ~。MCポジションは、ほぼ使った事がなく未使用の状態です。
積極的に使ってみましょう。
カタログにはこんな記載がありました。
並列帰還回路と緩衝増幅器が使用されており・・・・ 「シャントフィードバックフォノステージ」(@_@) しんちゃんにはチンプンカンプン(笑)
お詳しい方、解説してください^^;
フォノイコライザー部のオペアンプ
右側に見える、トップカバー固定用のバーリングねじの位置。わざとぎりぎりのところに明けていますね。
ボリュームはアルプス
唯一の修理箇所のインプットセレクターSW。
分解はしません。注射器で接点復活剤を入れようと思いましたが、どこから入れて良いか分からないし、べちゃべちゃにしたくはないので、SW基板とSWフレームのすき間から少量を浸透させて少し放置。通電確認したところ、改善されたのでそれでOKとしました。
モードSWとテープモニターSWは、多少怪しいけれど使用頻度は低く劣化もそれほど進んでいないと判断し、むやみに注油することは避けました。
それと、唯一触ったのがヒューズとホルダーのクリーニング(笑)

ツマミのクリーニング。綺麗になりました\(^o^)/
端子のクリーニング
こんなもので、良いでしょう!(^^)!
超薄型シンプルデザインで迫力がないので、上にフォノイコライザーでも載せておこうかな(^^)/
という訳で、取り敢えず整備できたので、あとは差し替え工事に移ります。
放置状態で、配線も確認して掃除しながらなので、所要時間は2時間ぐらいかな(=^・^=)
できれば、今日中にやりたいと思っております(^。^)y-.。o○