2023年内に京都を訪れたかった最大の理由。
それは、
AMBIENT KYOTO 2023
2022年から京都で開催れている、
ブライアン・イーノが提言した
「アンビエント(環境音)」を作品として
再構築した体感型のエキシビジョンです。
会場は前回から続き旧京都中央信用金庫。
京都駅から徒歩5分程の歴史あるビルです。
今年はイーノでなく日本人アーティストの
アンビエントをテーマにした作品が出展。
待ってました! Corenelius !!
学生時代に聞いていた小山田さんの新曲を
3作品も視聴覚体験できました❤︎
(会期中に国立国際会館でライブもありました。)
会場は3階に分かれているのですが、
上から体験していくのが私的におすすめ。
霧中夢 - Dream in the Mist -
コーネリアスの楽曲どおり霧を彷徨います。
音と右往左往する照明を頼りに歩みます。
現実世界なのか分からなくなってきます。
瞑想状態に入ったかと思えば、
音と光が激しくなり気持ちが昂ります。
そして、また霧と夢の中へ。
何時間も居たいくらい癒されました。
▼コーネリアス最新作「霧中夢」
他の作品の前に紹介したいのが、
コーネリアス体験ができる1階の作品です。
QUANTUM GHOSTS
ステージ型の装置の上に立って鑑賞したり、
周りから鑑賞したりと体験する場所で
感じ方が変化する立体音響の作品。
音と照明がシンクロしていました。
環境音の現代的な解釈の変化を体感しつつ、
ステージの上で小刻みに踊ってました(笑)
アンビエントミュージックを知らない人でも
入りやすい作品もありました。
TOO PURE
人工芝マットの床の部屋の壁面に、
植物の輪廻が繰り返される可愛らしい映像。
▼楽曲もポップで可愛いです。
芝生に座って
何回も回転する世界に見入っていました。
メロウな環境音が流れるラウンジで休憩。
京都中央信用金庫の建築を楽しむのもよし。
幾何学模様の窓が素敵なんですよね。
油断すると眠ってしまう癒し展示ですが、
一気に目を覚まされた作品があります。
Buffalo Daughter
ET(Densha)
響くベース音と共に炸裂する花。
カッコ良すぎて度肝抜かれました!
Buffalo Daughterを初めて聞きましたが、
大興奮しました。
▼早速アルバムをダウンロード
PVにも使用されているのかな?
黒川良一さんの映像が激しくも美しいです。
想像、維持、破壊。
生命の根源を目の当たりにしました。
黒川さんのアートは
ショップでも購入できるようです。
あっ!そうそう!!
お手洗いにも
コーネリアスの最新曲が流れているので、
お忘れなきよう!
AMBIENT KYOTO 2023
2023年12月31日まで会期延長されてます◎
新たな現代のアンビエントを体感しに、
年末の京都を訪れてみてください。
■もう1会場 京都新聞ビルでは
高谷史郎+坂本龍一の
「async - immersion 2023」
が展示されています。■