2年目となった花壇作りは、3月の悲劇を乗り越え、4月には好転の兆しも見えてきました。
5月以降は苗の生育状況を観察しながら、ビニールポットへの植え替えや庭地への定植を実施する必要があります。
今までも、そしてこれから先も全てが未知の世界です。試行錯誤が続く、5月の作業をお届けします。
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待望の発芽が見られた3月種まき分の生育状況と、追加で実施した4月種まき分の発芽状況はこちらです。
ようやく発芽した「フクロナデシコ」。逆境に耐え育とうとしているその姿は、愛おしくてたまりません。
●2024/05/02 水やり、育苗箱⇒ポットへの苗の植え替え他
本日は女性メンバーが参加し、3名での作業となりました。
さて3月種まき分も順調に生長し、育苗箱内が窮屈になってきた為「間引き」を考えなければなりません。
本来「間引き」とは、苗が密集している場所から良好な苗を残し、残りを取り除く作業ですが…
発芽率が悪かった為、取り除く苗も「もったいない」との想いが強く、それらも生かしたいと考えておりました。
一方、通常の植え替えは本葉が3~4枚になる時期に行なうものですが、密になりすぎている為…
本日「間引き」のタイミングで、3月種まき分の全てをポットへ植え替える事にしました。
尚、昨年は全く発芽しませんでしたが、その時の種を女性メンバーが自宅に持ち帰り、同年4月にまいたところ…
一部が発芽したので、それを育てると…その苗が越夏⇒越冬し、今年4月に1年がかりで花が咲いたそうです。
本来は秋まき⇒越冬⇒翌春の開花ですが、当地では春まき⇒越夏⇒越冬⇒翌春開花の過程を辿るかもしれません。
●2024/05/09 水やり、苗の一部をポットへ植え替え2回目
本日は2名での作業。久しぶりに寒い午前中となりました。
先週の3月種まき分に続いて、4月種まき分の苗の一部をポットに植え替えます。
併せて、先週植え替えた3月分で、枯れてしまった苗を処分。
結局、本日現在で3月分が114ポット、4月分が241ポットとなりました。
●2024/05/10 水やり
まだ十分に育っていない苗の植え替え直後だった前日、夕方の水やりを怠った結果…
植え替え分の2割近くが枯れてしまった(涙)
いくら「フクロナデシコ」が手間のかからない強い植物とは言え、やはり植え替え直後のケアは重要です。
●2024/05/16 水やり、草刈り
一部を除き、育苗箱内の4月種まき分も順調に生育しており、中には3月分より大きくなった苗もあります。
また、昨年と同様にサクラの苗木に毛虫がつき始めたので、薬剤を散布しました。
●2024/05/24 水やり、苗の一部をポットへ植え替え3回目
3名での作業。それにしても本日は暑い日となりました。
庭地の一角で、女性メンバーが育てている「ルピナス」が開花しています。
3月から徐々に広がってきたイノシシによる土手の被害ですが、いよいよ工事が始まるようで、ショベルカーが!
まだポットに植え替えていない、4月種まき分は大きくなり、非常に密集しています。
で、今年3回目となるポットへの植え替えを実施。これで購入していたビニールポット640個全てを使用しました。
結局ポットが足りず、本日の作業はここまで。まだ育苗箱には多数の苗が残っています。
●2024/05/26 水やり、庭地の整備
花壇作りをしている現地の近くで土木業を営んでいる方が、市?から土手の工事を請け負った模様です。
亡くなった友人の事もよくご存じで、今回たまたまお話しする事が出来ました。
やはり近日中に工事が始まるようですが、工期は短いとの事。それにしても、土手の殆どがこの状態。
工事は庭地に放置されている巨石を、土手の穴に埋め込むとか。
まさしく渡りに船!廃材はカットして処分しましたが、巨石だけはどうにもなりません。
この際、全ての巨石を埋めてくれれば良いのですが…
併せてダメ元ですが、ショベルカーで花壇予定地の耕運についてもお願いしておきました。
●2024/05/30 水やり、苗の一部をポットへ植え替え4回目
気温上昇とともに、苗が日に日に大きくなっています。5月2日にポットへ植え替えた苗もご覧の通り。
本日は追加で購入したビニールポット400個全てを利用し、育苗箱に残る苗の植え替えを実施。
これで、合計1040株の植え替えが終了しましたが、それでも育苗箱には、まだ数十株が残っています。
6月は土手の工事、残りの苗のポットへの植え替え、庭地の耕運や定植等の作業が予想されます。