松茸とはー。
キシメジ科のキノコ。秋、主にアカマツ林に生え、輪状に並んで出る。傘の表面は茶色、裏面は灰白色で、初め半球形から平らに開き、直径約10センチ。
独特の芳香があり、食用キノコ中の最上のものとして珍重される。日本・朝鮮半島などに分布。(コトバンクより)
「松茸狩りシーズン」を迎え、昨年の雪辱を果たすべく、今年も山中を駆け巡っていますが…
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[注意!!本記事の後半部分に私の強い妄想が入っています。それでも構わないとおっしゃる方のみ、お付き合い下さい]
「大凶作」だった昨年の松茸。3度の挑戦も木っ端微塵に打ちのめされ、松茸どころか雑キノコも採れませんでした。
昨年の入山状況は次の通りです。
今年は「早松茸(サマツ)」と呼ばれる「松茸そっくりのキノコ」が大豊作との一報があり、大いに期待してシーズンを迎えました。
入山場所を昨年の1ヶ所から3ヶ所に範囲を広げ、9月中旬以降、定期的に山中を駆け巡っておりますが、今年も既に4連敗。
岩手県等、一部の地域では「豊作」のニュースもあるのですが、長野県は昨年ほどではないものの「不作」のようです。
このような状況の中、10月29日に今年最後となる松茸狩りに行ってきました。
今回は、仲間内では「松茸狩り名人」と呼ばれている人にも同行してもらい、昨年と同じ場所へ4名で入山。
尚、入山する市町村は今回もシークレットです。
昨年の台風19号による道路の崩壊は既に修復されており、松茸山の麓まで車で行く事が出来ました。
10時半、いつものように「熊鈴」をつけて出発です。
赤松林を目指す途中にある「簡易の熊除け用空き缶」を鳴らして進んでいきます。
歩き始めて、20分程度で目的地に到着。
ここから松茸を探しながら、ジグザグに登っていきます。
「熊檻」のところまでやってきました。
登山道が整備されていないこの山の不安は「熊との遭遇」そして「遭難」です。
しかし、この「熊檻」は格好の目印となっており、方角を間違えずに歩いているという安心感を与えてくれます。
ここで少し早めの昼食をとり、さらに奥の赤松群生地を目指しながら松茸を追いますが…
多少の雑キノコはあるものの、お目当てのものは見つからず。
尾根に出ました。林道工事で、視界が開け下界が綺麗に見えます。
12時半、赤松の群生地に到着です。
再び、目を皿のようにして松茸を探します。その時でした!
あったー!!とうとうやりました。夢にまで見た松茸を発見した瞬間です。
興奮して手が震え、採った松茸の写真がピンボケとなってしまいました。
本日の収穫は、4名で少量の雑キノコと私が発見した松茸1本のみ。
こうして、13時すぎに下山しましたが、美しい紅葉の中での松茸狩りは充実感に満ちた時間となり、今シーズンの有終の美を飾る事が出来ました。
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ちょっと、待ったー!!
松茸の発見以降が、私の妄想です。貴重なお時間を割いて読んで頂いた方、本当に申し訳ございません。
この記事の中にある松茸は、午前中に「松茸狩り名人」が採ったもので、それをお借りして「妄想」してみました。深くお詫び申し上げます。
ちなみにこの松茸。まだ傘の部分が完全に開ききっておらず、地上に伸びて間もないものでした。
で11月上旬、もう一度同山に入ってみましたが、見事に撃沈。
今シーズンは完全に終了しました。昨年から通算して9連敗!(涙)
来年こそは…淡い期待を抱きながら、1年間待つ事にします。