東野圭吾「同級生」 読みましたか  | 親愛なる人に-読書の薦め

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同級生 (講談社文庫) [ 東野 圭吾 ]

 

東野 圭吾「同級生」(講談社文庫)

☆☆☆
1996年9月15日第1刷 発行 講談社文庫 378ページ 1993年2月に 祥伝社より刊行。

○東野圭吾「同級生」 読みましたか
高校3年生の野球部のマネージャーである宮前由希子が交通事故で死にました。彼女は 産婦人科 近くの路上で死んだとのことでした。彼女は彼女は妊娠していたようです。

野球部の主将である 西原はお腹に中にいた子供の父親は自分である可能性が高いと思いました。そのことを打ち明けるか、彼は逡巡していていました。

一方、宮前が死んだのは、学校の先生が産婦人科から出てきた宮前に声をかけそれに驚いた彼女が急に道路に飛び出したせいではないかとの噂が流れ出しました。。。

ということで、東野圭吾「同級生」 読みました。今から30年前の作品になります。

 

 

携帯電話も普及していない時代、高校生の話題や行動が古くさく感じるところもありますが、著者の筆力は健在です。最後まできっちり読ませる作品になっていました。

 

この作品、仕上げるのに大変苦労したということが書かれている、著者の作品ではあまり見られない、「あとがき」も付記されていました。珍しいなと思ったら、著者の初めての「あとがき」だそうです。110423

 

 

同級生 (講談社文庫)

 

 

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