平岡陽明「素数とバレーボール」読みましたか | 親愛なる人に-読書の薦め

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素数とバレーボール [ 平岡 陽明 ]

平岡陽明「素数とバレーボール 」☆☆☆(3)


2022年9月5日第一刷発行 講談社 299ページ 書き下ろし

○平岡陽明「素数とバレーボール」読みましたか
北浜慎介は気象予測会社に勤めている41歳です。ストレスに弱く何かあるとすぐ胃がキリキリ痛みます。現在、広島に単身赴任していますが、支店長のパワハラで胃がキリキリするような毎日を過ごし、メンタルをやられかけていました。

そんなとき、高校ときのバレー部の同級生、ニックネームはガンプ君からメールが届きます。彼は米国においてビジネスで成功しているという噂がありました。


メールの内容は、500万ドルを部員5人に分けたいこと、音信不通の部員の一人みつるを見つけ出すこと、5万年後にバレー部を再結成することになったらまた入部してくれること、かなり変わったものでした。。。

ということで、平岡陽明「素数とバレーボール」読みました。41歳の元バレー部5人が、ガンプ君のメールをきっかけに、過去を振り返ります。

 

41歳と言えば、厄年にもなります。登場人物の人生の振れ幅が大きくて、なかなかリアルではありました。

 

これから41歳を迎える方は予習のために、すでに41歳を迎えた方は、その頃のことを振り返りたくなってしまう、一冊でした。10923

 

素数とバレーボール

 

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