知念 実希人「天久鷹央の推理カルテ 」(新潮文庫nex(ネックス) 新潮文庫)
☆☆☆+(3.5)
2014年年10月1日 新潮文庫 286p
〇知念実希人「天久鷹央の推理カルテ」読みましたか
この話は、大病院の天医会総合病院の若き副院長であり、病院の各診療科で困難な患者を診断するという統括診断部の部長でもある、天久鷹央とその部下の小鳥遊(たかなし)優の病院で起こる事件の解決簿です。
鷹央は天才的知識を持っているのですが人の心がうまく把握できないというちょっと偏ったところを、小鳥遊がうまくフォローしていきます。
ありがちなパターンと思いつつも、意外な展開、著者の医師としての知識も生かされていて、非常に楽しく読めました。このシリーズ、これからも読んでいこうと思いました。以下、覚書です112022
泡 小説新潮 2013年6月号
少年たち二人が肝試しのため、近くの池に真夜中に行くとそこから河童のようなものが現れました。。。
人魂の原料 書き下ろし
看護師の佐久間千絵は、病院で火の玉を見たと言います。鷹央は、興味津々でその事件を解決しようとします
不可視の胎児 書き下ろし
高校生のクラスメイトと男子と恋仲になり妊娠してしまった美香は、人工中絶を受けさせられ、そのあと、家で軟禁状態でした。しかし、また子供がおなかの中に言い出しました。想像妊娠?
オーダーメイドの毒薬 書き下ろし
鷹央が診断した子供の親から訴えられました。鷹央の言う通り、子供は徐々に回復してきたのですが、ときどきほどく調子がおかしくなるというのです。原因不明です。。。
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