知念実希人「ムゲンの i(アイ)」上巻 読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

 

ムゲンのi(上)

     知念実希人 「ムゲンのi(上)」

☆☆☆+
2019年9月 双葉社 349p 初出 双葉社Web文芸マガジン「COLORFUL」2018年11月12日号~2019年7月25日号

○知念実希人「ムゲンの i(アイ)」上巻 読みました
識名愛衣は、医者です。彼女の病院に珍しい患者が4人も送り込まれました。その病気は、「イレス」と言って、目を覚ますことなく眠りつづけるという、世界でもわずか400例しか報告がない、原因不明の珍しい病気です。

愛衣は、そのうちの3人の主治医です。愛衣の患者たちは、40日間も眠りつづけています。

愛衣は、気分転換に実家に帰りました。そこで、沖縄で巫女の経験を持つう祖母に、その患者たちのことを話します。

 

すると、祖母は、マブイ(魂)が、落ちてしまったということではないかと言い出します。そのためには、患者たちの夢に入る必要があると言い出しました、、、


ということで、知念実希人「ムゲンの i(アイ)」上巻 読みました。何の予備知識もなく読み始めた本作ですが、ファンタジーと推理小説と医療が絡まり合った、不思議な感覚の書です。

 

著者の作品は、何作か読んでますが、今までのものと、ちょっと違います。でも、物語に破綻がなく、また文章もわかりやすく読みやすいです。続きが気になります。下巻が楽しみです。ちなみに、本作は、2020年本屋大賞8位の作品です。82220

 

追記

下巻の感想はは、9/22あさっての10時に公開予定です。

 

(ち)知念実希人はこちらです・・・

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