原田マハ「キネマの神様」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

キネマの神様 (文春文庫)
☆☆☆
2008年12月 文藝春秋 301p 初出 別冊文藝春2007年1月号~2008年9月号

○原田マハ「キネマの神様」読みました
円山歩は、大手デベロッパー(再開発企業)で、大型シネコンが入る商業施設とオフィスの複合再開発を進めるキャリアウーマンでした。

 

しかし、彼女の活躍を妬む周りから、あらぬ噂を立てられ、会社が嫌になり仕事を辞めました。

そんなとき、映画好きのギャンブル依存症気味の父親の郷直が、大事には至らないのですが、心臓病で入院します。歩は母親から、入院中の父親に代わって、父親のアパートの管理人の仕事を一時的に頼まれました。

歩は、父の入院中、アパートの管理人の仕事を行うのですが、そのとき、押し入れの奥から、父親の複数のノートを発見します。それは、父親が映画の感想を綴ったノートでした。。。

ということで、原田マハ「キネマの神様」読みました。絵画や美術作品を扱った作品の多い著者ですが、今回のテーマは映画。映画館で映画を見たくなる、そんな気持ちになるお話です。

追記
この小説、松竹映画100周年記念作品として、2020年12月に公開される「キネマの神様」の原作です。監督は山田洋次。キャストに、志村けん、菅田将暉、長野芽郁、宮本信子です。こちら、今から楽しみです。22320

 

追記2

志村けんさんが、3月30日、コロナウィルス感染が原因でお亡くなりになりました。70歳でした。ご冥福をお祈りします。

 

 

 

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