東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

親愛なる人に-読書の薦め

読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)

☆☆☆
2003年2月 講談社文庫 269p

○東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」読みました.

 

この本は,「新参者」でも有名は,加賀刑事が主人公の短編集です.どれも,様々な理由から,嘘が綻びを見せていきます.どの作品も,20年くらい前の作品ですが,古びた感じがしないところはさすがです.

 

ところで,本書を読んでいるとき?,結末はわからないけど,もしかすると,読んだことがあるかも,と思いながら読みました.ブログに記事が載ってませんが,ブログで読書記録をする前に読んだんだなぁ,きっと.以下,覚え書きです21018

「嘘をもうひとつだけ」インポケット1999年5月号
美代子は元バレリーナで現在はスタッフとして働いています.あるとき彼女と同じマンションに住む弘子がマンションから落ちて自殺しました.弘子も美代子と同じバレエ団で働いていました...

「冷たい灼熱」小説現代1996年10月号
田沼美枝子が自宅で何者かに襲われて死んでいました.息子の裕太は行方不明です.加賀刑事は,第一発見者である,夫の洋次に事情を聞きました...

「第二の希望」小説現代1997年6月号
真智子は離婚し,体操が上手な中学生の理沙と一緒に暮らしています.真智子のマンションに,デパートの営業係の毛利が殺されていました...

「狂った計算」小説現代1997年10月号
奈央子の旦那は,奈央子の目の前で交通事故で死にました.そんなとき,加賀が行方不明の男について知らないかと,奈央子に尋ねにきました...

「友の助言」小説現代1999年4月号 
萩原は事業家.彼はある相談をしようと,大学の時の友人である加賀を訪ねる途中,交通事故を起こしてしまいます.萩原が入院している病院に,加賀が尋ねてきます.そして,事故の前日の話を聞き出すのでした...

 

 

 

テーマ:(ひ)東野圭吾  はこちらです

 

作家別のインデックスはこちらです。つけて、一覧にしています。

20冊以上レビューした本を中心に整理してあります。

 

インデックス:伊坂幸太郎  

インデックス:恩田陸

インデックス:貴志祐介

インデックス:司馬遼太郎

インデックス:東野圭吾

インデックス:村上春樹

インデックス:宮部みゆき  

 

 

本  トップへ

 

 

東野圭吾の本(アマゾン) 

Amazonのベストセラー