小川糸「ツバキ文具店」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

ツバキ文具店
☆☆☆
2016年4月 幻冬舎 269p GINGER L.神社 L 18~21

 ○小川糸「ツバキ文具店」読みました.

鳩子は,鎌倉で文具店を営む,20代後半の女性です.文具店のかたわら,亡くなった先代(祖母)から引き継いだ代書屋も行っています.代書屋とは,人の手紙を代書する仕事です.

まだ,先代がなくなってから,代書屋も文具店も引き継いだばかり.育ててくれた先代とも,反抗して,上手くつきあってこなかったため,未だに心にわだかまりをもっていました.

しかし,四季折々,いろいろな代書依頼の人と会い,手紙を代筆するうちに,鳩子の心は,徐々に変化していくのでした...

ということで,  小川糸「ツバキ文具店」読みました. これは,多部未華子主演のNHKドラマ「ツバキ文具店」の原作です.

 

ドラマを先に見て,原作を読んだ次第です.ドラマのキャラが頭の中に浮かび小説は読みやすかったです.

 

ドラマと比較すると,展開が淡々としていました.ドラマでは,鳩子が手紙を書くシーン,憑依するような部分が描かれていましたが,本では,鳩子が書いたであろう手紙が,活字としてでなく,手紙(印刷ですが)として読めるところがよかったです.91717

追記 2017年本屋大賞4位の作品です

 

こちらはドラマ↓

先代(祖母)、バーバラ夫人等、

ユニークなキャラが出てきます。。。

ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~ DVD BOX

 

小川糸(Amazon)
 

 

 

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