☆☆☆+
2016年3月
430p 株式会社KADOKAWA 「文芸カドカワ」2015年5月号~2016年3月号
○万城目学「バベル九朔」読みました
おれは、会社を辞め、死んだ祖父が母に管理を任せた、そんな母の代わりに、おれが、雑居ビルの管理人を今はしている。
管理人の仕事は、そんな大変ではない。だから、おれは、管理人をしながら、小説家を目指して小説を書いているのだ。
だが、まだ小説は、投稿しても、一回も一次予選すら通過していない。そんな生活を2年近く続けてきた。そんな、おれは、本当に自分に才能があるのか、悩んでもいる。
そんななか、水道屋が、このビルが、以上に水を消費しているようだと言ってきた。実は、それが目に見える異変の前兆だったのだ。。。
ということで、万城目学「バベル九朔」読みました。久方ぶりの、万城目ワールド、それも、現代物のファンタジーかと思いきや、SF的な趣のある作品でした。
それらを味付けとして使いながら、夢、才能、挫折、そんなことを考えさせられる、作品になっています。ハードボイルドな感じの作品でした。0026
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