宮部みゆき「荒神」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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荒神

☆☆☆+
2014年8月 563p 朝日新聞出版  朝日新聞2013年3月14日~r2014年4月30日 を加筆修正




○宮部みゆき「荒神」読みました


時は5代目将軍綱吉の時代。陸奥国の永津野藩の支藩である香山藩仁谷村で事件は起こりました。何者かに村の人たちが襲われてしまったのです。蓑吉は、命からがら逃げ切って、永津野藩の名賀村で、助けられます


蓑吉は、そこで起こったことをすぐに怖くて話せません。朱音(あかね)や宗栄らに世話になって、段々と回復してきて、そのとき起こったことを話し出します。。。


一方、香山藩でもその異変に気づき、仁谷村に向かった人たちが帰ってきません。そこで、藩の世継ぎ騒動に巻きこまれそうな直弥が、雲隠れもかねて、仁谷村に送り込まれることになるのですが。。。


ということで、宮部みゆき「荒神」読みました。時代妖気物というか、化け物が出てくる話です。周辺の登場人物や架空の藩や村の人たちのことが細かく描写されており、つい引き込まれてしまいます。こういう著者の筆遣い、さすがと思います。1035






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