原田マハ「ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言

☆☆☆+
2013年9月 NHK出版 142p 事実を基にしたフィクション


○原田マハ「ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言」読みました。


時は、1830年代のフランス。ジョルジュ・サンドは、小説も書き、子供もいて、さらに恋多き女性として、一目を置かれていました。


ジョルジュ・サンドは、子供たちを連れて、没落貴族未亡人が住む城に数週間滞在させてもらいました。その城の中には、赤と一角獣が描かれたタピスリーと貴婦人が描かれていました。


ジョルジュ・サンドは、一目見ただけでそのタピスリーに引き込まれてしまいます。そして、タピスリーの一つには、「我が唯一の望み」と書かれていました。。。


ということで、原田マハ「ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言」読みました。全く知らない時代なのに、巧みな文章力で、世界に引き込まれてしまいました。特に貴族未亡人が、ミステリアスに描かれています。「我が唯一の望み」をキーワードに、ミステリーがごとく読み進めることができました。巻頭のタピスリー伸さし絵も素敵でした。3064





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