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2010年8月 317p 徳間書店 「本とも」2008年11月号～2010年6月号に加筆訂正
○原田マハ「本日は、お日柄もよく」読みました。
おばあちゃんが有名な俳句の先生である、こと葉は、お菓子会社の総務でのんびり過ごしているOLです。今日は近所に住む、こと葉が密かに恋心を抱いていた、幼なじみの厚志くんの結婚式。でも、ある社長のスピーチが、長くて退屈で、居眠りをして大きな音を立ててしました。
そんな結婚式のスピーチでひときわ印象的な女性のスピーチがありました。こと葉は思わず引き込まれてしまいました。彼女の名は久遠久美、伝説のスピーチライターと呼ばれていました。
こと葉は久美に惹かれ、友達の結婚式のスピーチをするため、コツを教えてもらうため久美のところに行くのですが、そこで、こと葉は久美に、スピーチライターとしての才能がある、と言われるのでした。。。
ということで、原田マハ「本日は、お日柄もよく」読みました。スピーチは難しい、と感じるこの頃、スピーチをテーマにした小説があるよと、友人に紹介されたのがこの本です。
ノウハウ本ではないのですが、スピーチのコツが書いてありました。スピーチは暗記。紹介されたら、繰り返しの自己紹介は手短、または短く。ゆっくり話し、だんだんを身振りを大きく、最後は少し感情的に。
また、内容は自分の失敗談や相手や思いをことばにする。などなど。参考になることも多々ありました、
実際その通りスピーチができるかは別の話ですが、小説としても、後半は、政治家のスピーチについて書かれており、面白く読み進めることができました。
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