☆☆☆+
2003年3月 311p 文春文庫
司馬遼太郎「世に棲む日日(1)」 はこちら
○司馬遼太郎「世に棲む日日(2)」読みました
この本は、吉田松陰と高杉晋作を描いた作品です。2巻では、吉田松陰が下田にてペリーの船に密航し、海外渡航を試みますが、あっさりと断られ、幕府に自首したあげく、藩に戻され、蟄居です。でも、これがあったから松下村塾が生まれたわけですね。
しかし、松陰も邪気がないので、自分の思っていることを、幕府の取り締まり役にもペラペラとしゃべり、そして死罪。司馬遼太郎の筆は、簡単にあっさりと、吉田松陰を殺してしまいました。。。
というわけで、2巻は吉田松陰が死ぬまでを主に描いています。吉田松陰、頭がよくて、真面目で優しくて一途な人。皆に愛されほっておけないような人でした。それだから、松下村塾に出入りした人たちが、幕末に活躍したのでしょうね。8201
追記
NHK大河ドラマ「花燃ゆ
」、昨日の二話見逃してしまいました。。。
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